シンザン記念 2020 レース回顧

2020年1月15日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
11サンクテュエール牝354.01:35.9B+2
26プリンスリターン牡356.01:35.9B5
33コルテジア牡356.01:36.6B9
45オーマイダーリン牝354.01:36.7B4
52ヴァルナ牡356.01:36.8B-7
64タガノビューティー牡356.01:36.8B+3
79ルーツドール牝354.01:37.5A1
810ヒシタイザン牡356.01:37.5B8
98カバジェーロ牡356.01:37.6B-6
107ディモールト牡356.01:38.3C10


総評


A評価1頭、B+評価2頭。A評価ルーツドールはかなり荒削りな内容で、圧勝かさっぱりのどちらかという評価だったが、後者に出てしまった。軸で信頼して朝に取り上げたサンクトゥエールが勝ち、B+→B→Bの結果。マイナス評価は馬券に絡まなかったものの、人気サイドの評価が高かったことを考えればいまいちな結果になってしまった。
 

パドック


サンクトゥエールは募集時に実馬を見たときからずっと期待していた馬で、今回は体がかなりしっかりしてきた印象。パドックでは1位の評価。しかしほかがさっぱり。ルーツドールはパドックでは良く見せていたが、レース前から発汗が目立つようになっていた。経験の浅さが出たのかもしれない。2着プリンスリターンは股間の発汗が気になり、3着コルテジアは悪くは見せなかったが少し動きが小さいかなという印象だった。

ポイント


オーマイダーリンが出遅れ。サンクトゥエールも若干立ち遅れた。その他は好スタートを切り、プリンスリターンが楽に前へ。原田騎手はピタリと折り合わせ、ヴァルナに先頭を譲る。サンクトゥエールはすぐに挽回してポジションをキープ。プリンスリターンの内に取り付いた。直線。プリンスリターンがじわりと抜け出す。迫るのはサンクトゥエール。2頭の叩き合いになり、わずかにゴール前サンクトゥエールが制した。
 

分析


勝ち時計の1:35.9は、いまの馬場を考えればまずまず。勝ったサンクトゥエールは最内を通ったとはいえ、出負けを考えれば十分な内容。このメンバーでは格上だろう。今回の賞金加算でクラシックの出走権を確定させた。2着プリンスリターンは原田騎手の好騎乗もあり、上々の内容。折り合いも完璧で、直線もまっすぐに追えていた。いつも調教をつけている騎手が乗るメリットが生きた結果で、同様の事例が増えてほしい。3着以下は離れており、現時点での能力差は大きそう。ルーツドールはパドックでは良く見せており、新馬戦の時計は優秀。牡馬相手、馬場、右回り、発汗など敗因になる複数の要素はあり、絞り込むのは難しそう。直線では手ごたえがなく、厳しい結果になった。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/01/Shinzan-Kinen.html

           

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