【最終版】G3:シンザン記念 追い切り評価~2020年01月12日開催

2020年1月10日金曜日

本記事は、2020年01月12日に京都競馬場芝1600mで開催される「日刊スポーツ賞シンザン記念」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は10頭。以降の更新はありません。レースは3歳別定戦です。

1枠1番 サンクテュエール 牝3 54.0 ルメール【B+】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。ゴール地点ではアタマ差遅れたが、その後も軽く促しながら集中して駆けさせ、併入した。相手に並んで行く勝負根性もあり、前駆もトモも厚みを増した。

2枠2番 ヴァルナ 牡3 56.0 福永【B-】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。カーブから積極的に動き、手前の切り替えはスムース。タイムは良いのだが、それほど直線のスピード感はない。馬体は薄く見えるが脚元はしっかりしており力感はまずまず。舌を出していることは割引。

3枠3番 コルテジア 牡3 56.0 松山【B】

栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、並走して直線へ。体高が低くいまいち見栄えのしない形だが、瞬発力はありそう。軽い合図できっちり反応し、終いすっと伸びてアタマ差先着した。

4枠4番 タガノビューティー 牡3 56.0 和田【B+】

栗東坂路併せ。ラチ側で何度もステッキを入れて一杯に追う相手に対し、気合いをつける程度でアタマ差先着した。頭を低く保って首の使い方は上手。自分のコースを自分のリズムで駆けられている。ゴール前手前を替えたことと、後脚が若干非力なところだけ割り引くが、動きは良い。

5枠5番 オーマイダーリン 牝3 54.0 武豊【B】

栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、直線は半馬身差追走。長手綱で楽に追走し、アタマ差遅れた。集中して駆けられており遅れは気にならない。ゆったりと動けている。

6枠6番 プリンスリターン 牡3 56.0 原田和【B】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。終いだけさらりと。四肢の可動域は広く関節のやわらかさも十分。ただ、前後の連動性に乏しく、推進力が上に逃げる完歩も見られる。瞬発力はありそう。

7枠7番 ディモールト 牡3 56.0 池添【C】

栗東坂路単走。首は使えているが頭は高く、着地ポイントも安定しない。脚元はバタバタとした印象。

7枠8番 カバジェーロ 牡3 56.0 北村友【B-】

栗東坂路併せ。雨で脚元が悪いとはいえ、着地がかなり心許なく、非力な印象。持ったまま楽に流して4分の3馬身先着したが、タイムは出ていない。

8枠9番 ルーツドール 牝3 54.0 川田【A】

栗東CW併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は1馬身差追走。この馬の評価は難しい。フォームは未完成で、直線では終始舌を出している。ただ、終いの伸びはすばらしい。相手の前へ出るとすっと右手前に替えて一気に伸び、相手を置き去りにした。今回右回りなことと荒削りな動きは割引対象ではあるが、スケール感は十分。A評価してみたい。

8枠10番 ヒシタイザン 牡3 56.0 幸【B】

栗東CW3頭併せの中。馬場の外側を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。内と併せてズブズブと伸びたがクビ差遅れ。外は完封した。大型馬でキレる脚はなさそうだが、パワフルで長く脚を使えそう。向こう正面から促していくような競馬ができれば一発あってもおかしくない。



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