本記事は、2019年03月30日に中山競馬場芝1600mで開催される「ダービー卿チャレンジトロフィー」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは4歳上ハンデ戦。登録馬は22頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は18頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
参考ステップレースの結果
ウインファビラス 52.0 【B】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。内にも外にも馬が居て脚色は見劣ったが、折り合い重視の内容で問題ない。頭の高さも鞍上が手を動かしていないため。評価はBとするが、肩がやわらかで前脚は伸びやか。気合い乗りも良い。エイシンティンクル 53.0 【B-】
栗東坂路単走。終始左手前で体の向きは進行方向より右。左前肢が右後肢より右に着地してバランスはいまいち。やわらかさはあるが。カツジ 57.0 【B-】
栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。カーブでは馬なりに行かせたが全体の時計も出ている。終いは一杯に追って反応は良い。気合いも乗っているが、四肢の可動域は狭くそれほど見栄えしない。キャプテンペリー 55.0 【B】
美浦W単走。馬場の真ん中を通って直線へ。フォームを確かめるように馬なりの調整。前脚の回転はまずまずで、着地のアプローチも悪くない。もう少し背中が安定してくれば良くなりそう。体は少しゆるいかもしれない。ギベオン 57.5 【B-】
栗東芝単走。終始馬なり。気分良さそうに駆けられているが、芝追いで負荷は全くかかっていない。体はすかっと見せているが、内容が軽すぎる印象。ゴールドサーベラス 54.0 【B】
美浦ポリトラック単走。首の角度は良いが、可動域は狭く迫力はいまいち。ただ四肢の可動域は広く、脚元は楽に動けている。ショウナンライズ 54.0 【B-】
美浦W単走。馬場の外目を通って直線へ。頭は高く首の使い方は下手だが鞍上が手綱を引っ張り気味に進めたためで、ある程度制御は効いている。回転の軌道はまずまずな一方、脚元の動きはスロー。ダイアトニック 54.0 【B+】
栗東坂路単走。体の向きはほぼまっすぐで、きれいな後傾ラップを刻めた。顔が若干右に出るが、体はふっくら見せており体幹もしっかりしている。ダイワキャグニー 57.0 【B】
美浦W併せの内。カーブから積極的な走りで馬場の外側を通り、並走して直線へ。一旦アタマ差ほどリードしたが、ゴール地点ではハナ差の先着。その後も並走して長く気合い乗り良く駆けられた。ドーヴァー 56.0 【B+】
美浦坂路単走。右前肢が外を回る完歩は見られたが、終いにかけてしっかり。脚元の回転力は豊富で、キビキビと駆けられている。ヒーズインラブ 56.5 【B-】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。外に併せ馬が居たため、3頭併せの内、直線1馬身差追走のようなポジションになり、直線では並ぶ間もなく抜き去った。タイムは良い。ただ、タイムほど良くは見えない。前膝のやわらかさが不足していて、四肢の可動域は狭い。尻ステッキを何度か入れたが反応はいまいちだった。フィアーノロマーノ 55.0 【B】
栗東坂路併せ。体はボリューム感があり、パワフル。後脚の推進力にも秀でたものがある。一方、前脚は左前肢がかなり右寄りに着地するため、バランスが若干崩れる完歩が見られる。ただ、終いにかけてしっかり動けるようになったのは確か。良いフォームが継続すれば。プリモシーン 55.0 【B】
美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中を通り、直線は外を1馬身差追走、内に半馬身差先行。すっと前に出て内外にクビ差先着した。ゴール後も追って抜かせず、しっかり負荷をかけている。体は少し太いかもしれず、直線を向くときに首を振っていたが、動きはキビキビと良く見せる。マイスタイル 56.0 【B+】
栗東坂路併せ。相手を全く気にせずまっすぐに伸び、1馬身半先着した。顔はまっすぐ前を向いて集中力豊富。前半は右前肢が着地後内向していたが、後半はまっすぐ蹴れており、後脚のリズムは一定。マルターズアポジー 57.0 【A】
美浦W3頭併せの外。ラチ側を深く入り、直線にかけてまくり切った。そのまま伸びて相手2頭を置き去りに。この馬にしては発汗は少なく、気合い乗りも良い。状態はかなり良さそう。ミュゼエイリアン 55.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線はクビ差先行。馬なりにアタマ差先着した。楽な内容だが、脚元はやわらかで気分良さそうに駆けられている。ヤングマンパワー 56.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。頭は高く脚元もバタバタした印象だが、相手の方を向く勝負根性はあり、軽く促してアタマ差先着した。ロードクエスト 57.0 【B+】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。背中の弾力性が出てきた。前膝が高く上がるようになったためで、全身を連動させた好フォームで動けた完歩が何度かある。ただ、すべての完歩がそうではなく、ふわっとするシーンも見られた。評価は難しいがプラスとしたい。参考ステップレースの結果