本記事は、2019年11月10日に京都競馬場芝2200mで開催される「エリザベス女王杯」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは3歳上牝定量戦。現時点の登録馬は20頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は11頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。
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ウラヌスチャーム 56.0 【B】
栗東CW3頭併せの外。ラチ一杯を深く入り、直線は内と並んで中を3馬身差追走。一杯に追って中をとらえて併入。ゴール後突き放した。発汗があり、動きも少し重いが1週前としては十分。これでピリッとしてきそうだ。クロコスミア 56.0 【B】
栗東坂路単走。坂に入ってから何度も手前を替え、左手前を決めてようやく安定。終いほんの少しスピードは鈍ったが、前半から荒々しい動きだったため、しっかり駆けられたと判断できる範囲。この一追いでガス抜きができたか、それとも余計に入れ込んでくるかはわからないが、馬は元気一杯。クロノジェネシス 54.0 【B】
栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。持ったまま並んでそこで行かせず並んで駆けさせアタマ差遅れ。ゴール前手ごたえでは見劣ったが内容から問題ない。カーブから並ぶまでの動きはスムースで、推進力も前を向いている。スカーレットカラー 56.0 【B+】
栗東CW3頭併せの外。馬場の外目を通り、直線は並ぶ2頭を1馬身差追走。持ったまま突き抜けて3馬身以上先着した。着地はパワフルで四肢の可動域も十分。集中力も高い。なお、映像の表示は単走で、3頭併せでないのかもしれないが、仮に単走予定だったとしても相手にペースを乱されておらず、良く見せる。スポンサーリンク
センテリュオ 56.0 【C】
栗東坂路併せ。前半は頭を上げて首を左右に振るなどバタバタ。右前肢を体の右側に着地させるため、全体のバランスもいまいち。並んでから右手前に戻して伸びず、アタマ差遅れた。フロンテアクイーン 56.0 【B】
美浦W併せの内。霧でゴール前後しか見られなかったが、首の角度は良くスムースに伸びてクビ差先着。前脚は伸びやかで、前後のバランスも良い。ポンデザール 56.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外側を通り、並走して直線へ。一本調子にズブズブ伸びてクビ差先着。ゴール後相手を引き離した。手前の替え方は下手で発汗が目立つ一方、力強い動きで体幹はしっかりしている。ラッキーライラック 56.0 【B+】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。首をリズム良く使い、尾まで使って推進力を得る好調時の動きが戻ってきた。脚元の弾力性も豊富で、四肢の可動域は十分。体は少しゆるめだが、この一追いで引き締まってきそう。スポンサーリンク