本記事は、2021年02月20日に阪神競馬場芝1400mで開催される「京都牝馬ステークス」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは4歳上牝別定戦。登録馬は17頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は11頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
アイラブテーラー 55.0 【B】
栗東CW単走。ラチ側を深く入って直線へ。繋がやわらかすぎる印象はあり、途中で手前を替えたが、首の角度は良く集中して駆けられている。
アフランシール 54.0 【B-】
美浦坂路単走。脚元はパワフルで体の向きはまっすぐ。一方、口を歪めているように見えることと前脚の着地ポイントが安定せず体の外側になりがちなことは気になる。
イベリス 54.0 【B】
栗東坂路単走。迫力はいまいちだが、リズムは良く体の向きもまっすぐ。フォームの安定性も高い。
カリオストロ 54.0 【C】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。頭は高く首の可動域が狭い。四肢の可動域も狭め。終い右側から何度かステッキを使って負荷をかけたが反応はいまいちだった。
ギルデッドミラー 54.0 【C】
栗東坂路単走。首は使えているが脚元との連動性はいまいちで、前脚を伸びやかに使って前で地面をつかめていない。後脚の力強さももの足りない。
シャインガーネット 54.0 【B+】
美浦坂路単走。体の向きはまっすぐで、四肢の可動域も広い。前進気勢は豊富で活気十分。コーナー途中で手前を替えたことは気になるが、最後までスピードは衰えておらず、プラス評価としたい。体もふっくら見せている。
ビッククインバイオ 54.0 【B+】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。最後まで左手前だったが、リズム良く気分良さそうに駆けられた。前に関係ない3頭併せが居て、ちょうどいい目標になったようだ。
ブランノワール 54.0 【B】
栗東坂路併せ。折り合い重視の内容で、何度か尻ステッキを入れて一杯に追った相手に対し、馬なりにじわりと抜け出して1馬身先着。前脚の伸びやかさはもの足りないが、バランス良く動けている。
マリアズハート 54.0 【A】
美浦坂路単走。首を大きく使って全身を連動させて駆けられている。四肢の可動域も十分。体には丸みがあり、体の向きもまっすぐ。途中でふわっとする完歩があり、後半は流したため脚色は衰えたが、それでもフォームは変わっておらず問題なさそう。高評価したい。
リバティハイツ 56.0 【B】
栗東坂路単走。ラチ側を前半から促して追い、さすがに終いは脚色が鈍った。バランスの良い動きでキビキビと動けていて、最後に疲れた数完歩までは良く見えた。終いガクッときたが、鞍上が促すと反応できたことは好感。ただ、雪の中でやりすぎな印象はあるため、評価は据え置きたい。
リリーバレロ 54.0 【A】
美浦W単走。馬場の真ん中内目を通って直線へ。馬なりの調整。終いは馬なりに伸びた。そして、そのラストの動きが絶品。後脚が伸びやかで、すべての関節がやわらかに連動する。軽々と駆けながら、どこまでも伸びて行きそう。高評価したい。
参考ステップレースの結果