桜花賞 2019 1週前追い切り評価

本記事は、2019年04月07日に阪神競馬場芝1600mで開催される「桜花賞」（G1）の1週前追い切り評価です。レースは3歳牝定量戦。現時点の登録馬は28頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は17頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

アウィルアウェイ 55.0 【B-】

栗東坂路単走。前脚の着地ポイントが近く、外を回すためバタバタした印象を受ける。外を回す傾向は後半にかけて少なくなくなってきたが、そうなると活気がなくなる。頭の位置は安定しており、首の動きは小さいもののリズムは刻めている。

アクアミラビリス 55.0 【B】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。四肢の可動域は及第点レベル。頭は高めでのっそり動いていたが、ゴール前に軽く促すと頭を下げた好フォームを2完歩だけ見せてくれた。

アズマヘリテージ 55.0 【C】

栗東坂路併せ。相手が全く動かず、置き去りにして前を行っていた関係ない馬を追いかけたが脚色は見劣った。頭は高めで数完歩ごとに首を出す方向が変わる。そのため頭の位置も安定しない。脚元の力強さも不足。

クロノジェネシス 55.0 【B】

栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身半差追走。馬なりにきっちり併入した。肩が少し硬く、前脚が伸びやかに出てこないことは気がかりだが、マイナス評価するほどではない。

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グランアレグリア 55.0 【A】

美浦W併せの外。馬場の外側を通り、直線は1馬身差先行。楽な手ごたえで上手に手前を替えると、そのままやわらかな動きで馬なりにクビ差先着。ゴール後も悠然と駆けて並ばせなかった。

シェーングランツ 55.0 【B】

美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は1馬身差追走。エンジンのかかりに時間がかかるようで、ゴール地点では半馬身遅れ。その後軽く促し続け、アタマ差程度前へ出るところまではやった。

シゲルピンクダイヤ 55.0 【B】

栗東坂路単走。手前を何度か替えていたが、右手前の方がバランス良く走れている。一度躓いたが、前膝を上げてきれいに地面をつかむ完歩が多く、まじめに駆けられている。

ジュランビル 55.0 【B+】

栗東CW併せの外。馬場の外側を通り、直線は1馬身差先行。相手が並んでくるのを待って軽く気合いをつけ、クビ差先着。ゴール後は突き放した。手先が軽く、リラックスした動きをできている。

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ダノンファンタジー 55.0 【B+】

栗東CW単走。馬場の外側を深く入って直線へ。カーブは抜群の動き。直線は馬なりにセーブした内容だったが、それでも脚元の回転力はそれほど衰えず、安定したフォームで最後まで駆けられた。舌を出していることは割引だが、プラス評価に足りる。

ノーワン 55.0 【B】

栗東坂路併せ。相手を全く気にせず、まっすぐ前を向いて自分のリズムでしっかりと登坂。安定したフォームで1馬身先着した。若干スローではあるが、脚元の力強さも十分。ただ、終始舌を出している。

ビーチサンバ 55.0 【B+】

栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。手前を決められず、終始右手前で半馬身先着。頭は低く保てており、前脚は伸びやか。後脚もパワフルに地面を蹴れている。気になるのは手前だけで、状態は良さそう。

フィリアプーラ 55.0 【B】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線はクビ差追走。折り合い重視の内容で、ゴール付近で並ぶとその後はアタマ差程度のリードをキープした。動きの安定性はあり、本追い切りでビシッとやってくるだろう。

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プールヴィル 55.0 【B+】

栗東坂路併せ。頭は高めだが、首はある程度使えており、前脚は伸びやか。後脚との連動性も高く、推進力は若干上に逃げるものの、蹴りは強い。動きのキレもあり、半馬身先着した。

メイショウケイメイ 55.0 【B-】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。脚元のスピード感はあり、軽く地面を蹴って前への推進力を得られている。ただ、線が細く非力な印象で、頭も高い。四肢の可動域も及第点レベル。

メイショウショウブ 55.0 【B】

栗東CW併せの外。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。馬格はあるのだが動きはこぢんまりとした印象。追って頭を下げるまでに時間がかかり、大きく体を使って動けた完歩は少なかった。それでもスケール感は十分。好フォームが継続すれば。

ラヴズオンリーユー 55.0 【B】

栗東坂路併せ。相手を1馬身半ほど追走し、前半はフラフラ。前脚の着地ポイントが安定せず、相手の後ろに体を入れると、横に持ちだして追い出し。左から尻ステッキを入れて追い、前に出たが右に行きすぎたため右から見せムチを使うと今度は左に行きすぎた。コントロールの難しそうな馬だが、タイムは出ており活気もある。

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レッドアステル 55.0 【B】

栗東坂路単走。後脚が若干外を回るが、脚元の力強さは十分で、チップを高く舞い上げて駆けられている。肩ステッキを何度か使い、気合いをつけながら駆けさせ、前半からキビキビと動けていたが、最後少し疲れたか、徐々にラチ側へ流れたことは割引。

参考ステップレースの結果