天皇賞・春 2019 1週前追い切り評価

2019年4月21日日曜日

本記事は、2019年04月28日に京都競馬場芝3200mで開催される「天皇賞・春」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは4歳上定量戦。現時点の登録馬は15頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は12頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

エタリオウ 58.0 【B+】

栗東CW併せの外。モヤでよく見えず、内にもう1頭居てもしかすると3頭併せかもしれない。本馬は外で、2馬身以上前を行かせた相手にゴール後並んで交わす内容。頭を低く保った重心の低い走りで鋭い伸び脚。四肢の可動域も十分。毛ヅヤどころか体すらぼんやりとしか見えないが、高く評価したい動き。ただAをつけるほどの確信もなく、B+評価としておきたい。

カフジプリンス 58.0 【B】

栗東坂路併せ。鞍上がかなり相手を気にしながら1馬身先着した。先導役だったことは容易に想像でき、内容からは大きな割引。ただそれでも楽に動いて相手を問題にしなかったのは悪くない。評価は据え置きたい。

クリンチャー 58.0 【A】

栗東CW単走。体の丸みが理想的。脚元の弾力性もある。通ったコースは馬場の外側で、しっかり追い、最後はステッキも使って負荷をかけた。長距離戦。1週前でこれだけやっておけば、おそらく本追い切りはさらりとしたものにするはずで、きれいに仕上がりそう。

グローリーヴェイズ 58.0 【B-】

美浦W併せの外。馬場の外側を通り、並走して直線へ。促しながらアタマ差先着し、ゴール後も何度もステッキを使う高負荷な内容。ゴール前までは若干重めの動きとはいえまずまずだったが、ゴール後前へ出られた。それでもステッキを使って追ったが、抜き返すところまでいかず、見栄えはしない。

スポンサーリンク

ケントオー 58.0 【C】

栗東坂路単走。頭は高く後脚が非力。軽い内容とはいえ体全体を使えておらず、手先だけで走っているような印象を受ける。

シャケトラ 58.0 【A+】

調教中の左第1指骨粉砕骨折により、お亡くなりになりました。最後に最高評価をさせてください。デビュー戦のパドックで圧倒的な存在感を放っていたときから追いかけてきた、すばらしい馬でした。子どもたちに出資できる日を楽しみにしていました。安らかに。

チェスナットコート 58.0 【C】

栗東坂路併せ。相手はカフジプリンス。尻ステッキを入れて追い、相手の鞍上が振り返ってくれていたのだが動かず1馬身遅れ。全体のタイムはまとめたが。

フィエールマン 58.0 【B+】

美浦W3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は外から半馬身差ずつ追走。軽く促しすっと抜けると中を完封。外に1馬身先着した。トモはまだゆるめだが、首の使い方のきれいな好フォーム。ゴール後も負荷をかけており、これで引き締まってきそう。

スポンサーリンク

メイショウテッコン 58.0 【A】

栗東CW3頭併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は外から1馬身差ずつ追走。持ったまま楽に抜け出し、中を完封。外に4分の3馬身先着した。四肢の可動域は十分で、持ったままの好タイム。好状態。

ユーキャンスマイル 58.0 【B+】

栗東CW3頭併せの内。馬場の真ん中を通り、ほぼ並走して直線へ。終い追って中に1馬身、外に2馬身先着した。直線を向く前に脱糞したことをどう評価すればいいのかよくわからない。リラックスできている証拠なのだろうか。少し行きたがる素振りはあったが折り合いはついており、追われてからは伸びやかかつ力強く駆けられた。

リッジマン 58.0 【B-】

栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。首の可動域が狭く、ゴール付近で頭を上げたことは割引。着地はまずまずで、前後のバランスも悪くないが、トモの力強さに欠ける印象。

ロードヴァンドール 58.0 【B】

栗東CW併せの外。馬場の外側を大きくまくって並走して直線へ。相手が全く動かなかったため実質単走で、抜け出すと見せムチから尻ステッキをずっと使ってしっかりと負荷をかけた。体は太めで動きも重めだが、力強さは十分。

スポンサーリンク

ヴォージュ 58.0 【B】

栗東坂路併せ。前半は並んで折り合わせ、中盤で仕掛け。肩ステッキを適度に使いながら追い続けてしっかり負荷をかけ、4分の3馬身先着した。動きは重いが力強さはあり、四肢の可動域もまずまず。活気もある。

参考ステップレースの結果

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ