大阪杯 2019 1週前追い切り評価

2019年3月24日日曜日

本記事は、2019年03月31日に阪神競馬場芝2000mで開催される「大阪杯」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは4歳上定量戦。現時点の登録馬は15頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は13頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

アルアイン 57.0 【B】

栗東坂路単走。フォームを確かめるような軽い内容。体の向きは進行方向をまっすぐ向いており、脚元は力強い。もう少し楽に走ってもよさそうだが、まじめなのだろう。体はまだ余裕があり、本追い切りでびしっとやって仕上がりそう。

エアウィンザー 57.0 【B+】

栗東坂路併せ。ラチ側でじっと。相手があおってくると自ら動いて並びかけたが鞍上の指示を理解して行きすぎず、わずかな先着にとどめた。頭のいい馬だ。フォームの安定性も高い。

エポカドーロ 57.0 【B】

栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、並走して直線へ。馬なりに好タイムを記録し、1馬身先着した。脚元はやわらかで若干スローではあるがきれいに回転できている。鞍上は黄色帽なので岩田望来騎手だろう。

キセキ 57.0 【B】

栗東CW単走。ラチ側を深く入って直線へ。頭の高い走りだが、長くいい脚を使えている。ステッキも入れて一杯に追い、負荷は十分。まだ推進力が上に逃げる完歩は見られるが、この一追いで変わってきそう。

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サングレーザー 57.0 【B】

栗東坂路単走。終いだけさらりと。前半は左前肢を少し外に蹴り出すところが気になったが、合図の後はしっかり。反応は良く、楽に動けている。

スティッフェリオ 57.0 【C】

栗東坂路併せ。相手はダンビュライト。後脚が外を回る完歩が多く、動きももっさりしている。タイムはまずまず出ているが、1馬身半遅れた。

ステイフーリッシュ 57.0 【B-】

栗東坂路併せ。先行した相手に食い下がって追いつけず。ずっと右手前で坂を上ってきたが、終い左手前に替えてもう一伸びを狙い、加速できずクビ差遅れた。勝負根性を見せていただけに、遅れは割引。

ステルヴィオ 57.0 【B+】

美浦W併せの内。馬場の内目を通り、直線は2馬身差追走。並ぶ間もなく交わして2馬身先着し、ゴール後も差を広げた。通ったコースを考えれば破格の時計は強調できないものの、平行移動するようなスムースさと軽快さがある。後脚はやわらかで、きれいに前に力を伝えられている。一方前脚は、肩と前膝の可動域が狭く、まっすぐに伸ばしてほとんど推進力を生んでいない。前膝が上がらないため本質的に坂のあるコースは割引なのだが後駆でカバーできているのだろう。評価は難しいがプラスとしたい。

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ダンビュライト 57.0 【B】

栗東坂路併せ。相手はスティッフェリオ。気合いをつけながら1馬身半先着した。右手前の方がバランス良く動けている。後脚の動きは飛節が硬く繋に頼った蹴り方になっているため微妙だが、タイムは出ており先着も評価できる。

ブラストワンピース 57.0 【B】

美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は1馬身差追走。パワフルで気配も良好。タイムも良い。動きと迫力だけならA評価なのだが、体が太すぎる。クビ差先着にとどまり、ゴール後も突き放せなかったのはそのぶんだろう。残りの短い期間でどこまでシェイプアップできるか。

ペルシアンナイト 57.0 【D】

栗東坂路単走。いわゆる15-15。いい馬の15-15の基準としてPOGの際などに参考になりそうだ。評価はDが妥当だろうが、状態は悪そうに見えない。若干の硬さはあるものの、地面のとらえ方は良い。本追い切りでびしっとやってくるだろう。

マカヒキ 57.0 【B-】

栗東坂路併せ。騎手騎乗の相手にほぼ馬なりでわずかに先着した。気配は一息だが、やわらかさはまずまず。本追い切りで変わってくれば。

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ワグネリアン 57.0 【B+】

栗東芝併せの内。ほぼ目の前を行かせた相手を直線1馬身差追走。すっと内に並んで長く並走。ゴール前クビ差だけ抜け出した。頭は高めだが首は使えている。気合い乗りは良く、それでいて制御も効いて全力で走っていない。状態は良さそう。

参考ステップレースの結果

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