天皇賞・秋の反省と全着順-2018年10月28日のレース

2018年10月30日火曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
14レイデオロ牡4581:56.8B2
29サングレーザー牡4581:57.0B+4
310キセキ牡4581:57.0B6
47アルアイン牡4581:57.2A5
511ミッキーロケット牡5581:57.2B+8
612サクラアンプルール牡7581:57.6B10
76マカヒキ牡5581:57.7A3
83ヴィブロス牝5561:57.7B-7
91ステファノス牡7581:58.1B9
105スワーヴリチャード牡4581:58.3B1
1113アクションスター牡8581:59.7C12
122ブラックムーン牡6582:00.1B-11
除外8ダンビュライト牡4580:00.0B0


総評
A評価2頭、B+評価2頭。スワーヴリチャードを1週前B+評価していたので実質プラスは5頭。マカヒキは2週連続A、アルアインはB+→A、ミッキーロケットは2週連続B+だった。浅見厩舎のサングレーザーをB+評価できたのは良く、掲示板に高評価組3頭が来たのだが結果はB→B+→Bだった。
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パドック
ベスト・ターンド・アウトはキセキ。外をゆったり堂々と歩けていた。背中の安定性に不満はあるものの、体を大きく見せていた。マカヒキは-12キロ。トモが少し寂しく映り、パドックではそれほど良く見えなかった。さすがに各馬良いのでその中では微妙な印象。サングレーザーもそれほど良く見せない。レイデオロは股間に少々の発汗は見られたが大丈夫なレベル。後ろを歩いていたヴィブロス、ダンビュライト、サクラアンプルールは良く見えない。最も良く見えたのはスワーヴリチャードだった。Twitterをやっていなくてよかった。出遅れたのでどうしようもないけれど。アルアインも良く見せていた。

ポイント
ダンビュライトが放馬し、1頭少ない12頭立てのスタートになった。スワーヴリチャードは出遅れた上にマカヒキにぶつけられて終了。発馬でのごちゃつきはたまに見られるが、今回はかなりひどく、あからさまにぶつけにいったように見えてしまうほど。マカヒキもダメージを受けたのではないか。レースは、ヴィブロスがすっと前につけたところにキセキが果敢にかぶせていく。そのままハナを奪い、1000メートル通過は59.4。馬群は縦長になり、キセキは完璧に最内でコントロールされている。外を回して2番手にアルアイン。レイデオロはミッキーロケットの外で5~6番手を進む。直線。キセキのリードは2馬身。残り200メートルでも1.5馬身差。川田騎手は必死に追うが、外からレイデオロが余裕の手ごたえで交わして抜けた。最後に追い込んだサングレーザーがハナ差で2着に入った。


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分析
勝ち時計の1:56.8は、優秀。2011年にトーセンジョーダンが1:56.1という異常値で勝っているが、56秒台が出たのはそのとき以来だ。2011年はシルポートの凄まじい逃げで1000メートル通過が56.5というとんでもないペース。今回はそれより3秒以上遅く、このレースの勝ち時計の優秀さが際立つ。勝ったレイデオロはこのメンバーでは力が違う印象。クラブ馬であり海外挑戦すると会員さんたちから怨嗟の声が上がりそうだが、キャロットクラブはそんなことを気にせず行ってしまう傾向にある。すでにドバイには行っているわけで、来年は欧州挑戦のプランが出てくるかもしれない。スワーヴリチャードは出遅れても3着以内には来られる馬のはず。今回は出遅れよりぶつけられたことの方が気がかりで、無事を祈りたい。2着サングレーザーは力をつけていることもあるのだろうが、モレイラ騎手が乗ったためパフォーマンスはかなり上がったはず。次走乗り替わりで少し評価を下げてもいいかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2018/10/TennoShoAutumn.html

             

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