本記事は、2019年05月26日に東京競馬場芝2400mで開催される「東京優駿(日本ダービー)」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは3歳牡牝定量戦。現時点の登録馬は25頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は19頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。
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参考ステップレースの結果
アドマイヤジャスタ 57.0 【B-】
栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、直線は2馬身差追走。楽な手ごたえで4分の3馬身先着したが、その後すぐにゆるめ、相手に前へ出られた。頭は高めで前さばきが少し窮屈。タイムは出ているが、時計ほど動けていない印象。エメラルファイト 57.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。すっと並んで折り合うと、仕掛けへの反応は良く半馬身先着。ゴール後もある程度しっかりやった。体には少し余裕があり、1週前としては良い状態。クラージュゲリエ 57.0 【B-】
栗東CW3頭併せの内。中はサトノルークス。馬場の外目を通り、直線は外からきれいに1馬身差ずつ追走。中と併せて抜けると追って併入。ゴール後はアタマ差程度相手の方が前に出た。タイムは出たが動きは重め。前脚の可動域もいまいち。サートゥルナーリア 57.0 【B+】
栗東CW3頭併せの外。ラチ側を深く入り、直線は並ぶ2頭を1馬身差追走。並んだところで少し折り合いを確認すると、その後は相手を全く問題にせず、置き去りに。四肢の可動域は十分で脚元の弾力性も高い。毛ヅヤはそれほど目立たないが1週前なので大丈夫だろう。サトノルークス 57.0 【B】
栗東CW3頭併せの中。内はクラージュゲリエ。馬場の外目を通り、直線は外からきれいに1馬身差ずつ追走。アタマ差程度抜けた内に食い下がって併入するとゴール後はアタマ差程度のリードを保った。終始舌を出しているが、キビキビとした動きで悪くは見せない。シュヴァルツリーゼ 57.0 【C】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中内目を通り、3頭がほぼ並んで直線へ。外を並んで中にアタマ差遅れた。直線を向いたときに相手の方を向く勝負根性は見られたが、気性面の課題とも取れる動き。左右のバランスがいまいちで、脚元はバタバタとした動き。タガノディアマンテ 57.0 【D】
栗東坂路キャンター調整。評価不能なのでDしかつけられないが、理想的なキャンター。体はまっすぐ前を向き、頭の位置もほとんどぶれない。最後まで右手前でバランス良く走れている。本追い切りが楽しみだ。ダノンキングリー 57.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の外側を通り、並走して直線へ。カーブから積極的な走りで直線は追いに追って何とか脚色を保たせ、4分の3馬身先着。ゴール後もしっかり負荷をかけた。カーブの動きは良い。ただ、終始舌を出している。ダノンチェイサー 57.0 【D】
栗東坂路単走。植え込み側の登坂車線で15-15。後脚が若干外を回るが頭の位置は安定。ただ、徐々に舌を出してきたのはどうか。ナイママ 57.0 【B】
美浦W単走。馬場の外目を通って直線へ。軽い内容で時計は出していない。ただ、ゆったりやわらかに動けており、体もふっくら見せている。この馬はここ数戦かなり良く見せるようになってきている。本追い切りが楽しみな1頭。ニシノデイジー 57.0 【B-】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。カーブから活気十分だったが、強めに動かした相手に対し、一杯に追ってハナ差先着止まり。カーブから直線にかけて並びかけるところで、左に相手が居るにもかかわらず頭を右に向けていたことは割引。ヒーリングマインド 57.0 【B】
栗東坂路併せ。気分の良さそうなピッチ走法で、走法のバランスを整えることを主眼に置いた内容。最後ハナ差遅れたが、内容を考えれば問題なく、体をある程度まっすぐ向けられていたため目的は達せられたはず。リズムは良く、脚元も安定している。ヒルノダカール 57.0 【D】
栗東坂路キャンター調整。手前側前肢を体の中心に着地させ、着地後外に蹴り出す。後脚はまっすぐに蹴れているが、前の推進力が得られにくいフォーム。メイショウテンゲン 57.0 【B】
栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、並走して直線へ。軽く気合いをつけてクビ差先着した。四肢の可動域は及第点レベルだが、体はふっくら見せており、首の使い方が良い。ランフォザローゼス 57.0 【B+】
美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。折り合い重視の内容で、最後までがまんさせてアタマ差遅れ。ゴール後もじっと折り合わせ、相手と並んで抜け出さなかった。気合い乗りが良いにもかかわらず折り合えたことを評価。それほど追っておらずA評価はつけにくいが、気配はすばらしい。リオンリオン 57.0 【B】
栗東坂路併せ。1馬身ほど追いかけた相手にきっちり併入した。相手に馬体を合わせても平然としている。わずかに着地ポイントはぶれるが脚元はまずまず安定。終始舌を出していることは割引。レッドジェニアル 57.0 【B】
栗東坂路併せ。相手と1頭分の間隔を維持し、相手を気にせず抜けたため実質単走。終い軽い尻ステッキを入れて1馬身半先着した。前半右手前のときはバタバタした脚元だったが、左手前を決めると体は右に出るようになったものの脚元のバランスは良くなり、後脚をまっすぐ蹴れるようになった。左回りコースでどうかは微妙だが、追い切りの評価としてはBが妥当だろう。ロジャーバローズ 57.0 【B-】
栗東坂路単走。活気はあり、ステッキを使って負荷は十分にかけている。ただ、頭がかなり高い。鞍上が頭を下げさせようとしているのだが、反発するような動きもあった。舌も出している。体の向きがまっすぐ向く完歩の脚元だけを見ると良いのだが、体をそれほど大きく見せていないこともあり、総合的な評価としてはマイナス。ヴェロックス 57.0 【A】
栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。カーブから積極的な動きで気合い乗り抜群。並んですっと手前を替えるとあとは一人旅。相手をぐいぐい引き離してゴール後もさらに加速した。頭は高めだが首は使えており、四肢の可動域も十分。参考ステップレースの結果