ホープフルステークスの反省と全着順-2018年12月28日のレース

2019年1月3日木曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
15サートゥルナーリア牡2552:01.6A1
28アドマイヤジャスタ牡2552:01.8B2
31ニシノデイジー牡2552:01.9B3
413コスモカレンドゥラ牡2552:02.2B8
52ブレイキングドーン牡2552:02.2A4
611ヴァンドギャルド牡2552:02.2B5
74ヒルノダカール牡2552:02.3B+9
83キングリスティア牡2552:02.3B-6
97ミッキーブラック牡2552:02.7B-7
1010マードレヴォイス牡2552:02.9B13
119ジャストアジゴロ牡2552:03.1B10
126ハクサンタイヨウ牡2552:03.5B-12
1312タニノドラマ牡2552:05.9B11


総評
A評価2頭、B+評価1頭。さらに1週前にニシノデイジーをA評価、アドマイヤジャスタとヴァンドギャルドをB+評価していたため、プラス評価は合計6頭。2週連続のA評価はサートゥルナーリアだった。結果はプラス評価組が上位に来たとはいえ1,2,3番人気の決着になり、参考になったかどうかは微妙なところだろう。
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パドック
現地で見たが、サートゥルナーリアが断然。もはや勝つか負けるかではなく、どう勝つか、というくらいの風格。落ち着きがあり、やわらかに動けていた。次点はニシノデイジー。生で見るのは札幌2歳S以来で、身の詰まったいい体。やわらかで踏み込みも良い。その他上位評価組もみなさん良く見えたが、これら2頭で鉄板だろうという印象だった。

ポイント
クラシックを目指す好メンバーのそろったレース。人気どころはハナに行きたくないはずで、サートゥルナーリアも好スタートを切ったが折り合わせて行かせない。外からコスモカレンドゥラがかぶせ、1コーナーを過ぎてから先頭に立った。スローペースで一団。2番手にサートゥルナーリア。直後最内にニシノデイジー。勝浦騎手は最高のポジションを確保した。その外をアドマイヤジャスタ。3コーナーでレースは動き、外からアドマイヤジャスタが2番手に上がる。後ろを進んでいた各馬も上がり、前は5頭が雁行。サートゥルナーリアとニシノデイジーは包まれるポジションになってしまった。直線。サートゥルナーリアは周囲を囲まれて身動きできず。ニシノデイジーはさらにその後ろ。それでもサートゥルナーリアのM.デムーロ騎手はアドマイヤジャスタとブレイキングドーンの間の1頭分もないすき間をこじ開け、楽に抜け出し快勝した。2着アドマイヤジャスタは先に動いて2着。ニシノデイジーはサートゥルナーリアの開けたスペースを伸びたが3着までだった。


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分析
勝ち時計の2:01.6は、十分。この時期の中山2000メートルになってから5年。すべて1秒台決着になっている。今回は前半1000メートル1:02.5とスロー。勝ったサートゥルナーリアはほとんど追っておらず、圧倒的な能力を示した。悔しい競馬になったのがニシノデイジーで、サートゥルナーリアと直線で追い比べするチャンスを逃した。結果としてサートゥルナーリアが進路を開けてくれなければ3着すらなかったかもしれないが、真っ向勝負ならもう少し際どかったかもしれない。ただ、道中サートゥルナーリアを常に視界に入れてより内を進み、ロスなく立ち回った騎乗を見ていると、このメンバーで相手になるのはサートゥルナーリアだけ、という陣営の自信もうかがえる。今回馬群の中でがまんさせたことは、今後の成長に結びついてくれるだろう。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2018/12/HopefulStakes.html

             

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