弥生賞 2019 レース回顧

2019年3月4日月曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
110メイショウテンゲン牡3562:03.3B-8
25シュヴァルツリーゼ牡3562:03.5B-6
38ブレイキングドーン牡3562:03.7B4
42ニシノデイジー牡3562:03.7A1
53カントル牡3562:03.7B+3
64サトノラディウス牡3562:04.0B5
71ラストドラフト牡3562:04.0B+2
89ナイママ牡3562:04.0-9
96ヴァンケドミンゴ牡3562:05.3B7
107ラバストーン牡3562:07.5-10


総評
A評価1頭、B+評価2頭。上位人気のプラス評価になってしまったが、その上位人気が総崩れ。B-→B-→Bの大荒れ決着になった。
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パドック
テンションの高い馬が多かった。勝ったメイショウテンゲンは落ち着いてはいたが強調ポイントもないパドック。2着シュヴァルツリーゼは入れ込みきつく歩様もいまいち。レースでもフォームが安定しておらず、この馬は案外将来性が高いのかもしれない。3着ブレイキングドーンは良く見えた。
ポイント
シュヴァルツリーゼが出負けして挟まれ後方から。ラストドラフトがすっとハナに立つ。ヴァンケドミンゴが外から2番手。ナイママが押し上げて3番手。カントルがその内。ニシノデイジーはその後ろで折り合いに専念する。メイショウテンゲンはその後ろにつけた。ブレイキングドーンとシュヴァルツリーゼはそこから4馬身後ろ。3~4コーナーで後続も押し上げ、ラバストーンを除く各馬は先頭に取り付こうとする。4コーナーで馬群は大きく横に広がり、ニシノデイジーは内のスペースを見事に突いてカントルに並びかける。ラストドラフトは一杯に。内から2頭が伸びるのかと見ていたら、抜け出したのはメイショウテンゲン。内で展開された人気馬の叩き合いを尻目に、大外からシュヴァルツリーゼとブレイキングドーンが伸びて2,3着に入った。
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分析
勝ち時計の2:03.3は、重馬場なので何とも言えない。同じく重馬場の2010年ヴィクトワールピサは2:06.1で勝っているが、それを基準に考えるべきでもないだろう。勝ったメイショウテンゲンは、メイショウベルーガの3番仔で、母親の主戦だった池添騎手を配しての勝利。「母親もこういう馬場が得意だった」と池添騎手はコメントしていたが、池添騎手とメイショウベルーガのコンビで重・不良馬場を走ったことはなく、稍重が1度あるだけ。その但馬Sは4着だった。記憶違いなのか、良馬場でも「こういう馬場」になることがあるのか。ダートで2戦コンビを組んでいるので、そのときの印象なのかもしれない。ニシノデイジーの勝浦騎手は、非の打ち所のない騎乗だった。外野が騒がしいので西山オーナーのブログを確認したところ、ダービーまで勝浦騎手で行くと明言されていた。今回は折り合いもつき、最後はカントルとの叩き合いで先着した。今回の敗因は馬場なのか能力なのか判断つきかねるが、賞金は足りておりローテーションは楽になる。これで見限りたくはない。人気は落とすかもしれないが、人馬一体でクラシックを盛り上げてほしい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/03/YayoiSho.html

           

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