本記事は、2019年04月06日に中山競馬場芝1600mで開催される「ニュージーランドトロフィー」(G2)の追い切り評価最終版です。出走馬は15頭。以降の更新はありません。レースは3歳牡牝馬齢戦です。
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参考ステップレースの結果
1枠1番 ワイドファラオ 牡3 56.0 内田 博幸【B】
栗東坂路併せ。頭は高めだが首は使えており、相手に並ばれかけると自ら動いて加速し、抜かれずアタマ差先着した。安定した動きをできている。2枠2番 アフランシール 牝3 54.0 田辺 裕信【B-】
美浦W単走。全体のタイムはまとめたが、終いはそれほど伸びず。ゴール後追ったが反応は薄かった。頭の高い走りで、全身の連動性はいまいち。最後まで手前を替えなかった。2枠3番 メイショウショウブ 牝3 54.0 横山 典弘【B-】
栗東坂路単走。完全にまっすぐ走れておらず、すべての完歩で若干左右に流れている。馬格がある割にちょこまかした動き。タイムはまずまず出ているが。3枠4番 ヴィッテルスバッハ 牡3 56.0 戸崎 圭太【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。首の角度は良く、キレ味も感じられる走りできっちり併入した。動きは未完成でカーブでは後脚が流れていたが、マイナス評価するほどでもなく、まずまず動けている。3枠5番 ホープフルサイン 牡3 56.0 江田 照男【B】
美浦坂路併せ。相手と3頭分ほど間隔をあけて坂に入ると、ずっと相手の方を見ながら登坂。徐々に体を寄せて行き、並んだときには前に出ていた。最後はそのまま4分の3馬身先着。相手の方を見ているのが勝負根性なのか遊んでいるのか微妙なところで、できれば単走で見たかった。最後は脚元の回転力が上がり、好フォームになったのだが前半が見栄えしない。ただ、それは相手を馬体を離していたせいである可能性が高い。評価は高くつけてもよさそうだが、コース取りが意味不明なので内容を加味して据え置きたい。4枠6番 ショーヒデキラ 牡3 56.0 野中 悠太郎【-】
映像なし4枠7番 ココフィーユ 牝3 54.0 大野 拓弥【B】
美浦W3頭併せの中。馬場の外目を通って直線は外から1馬身差ずつ追走。内は遅れて外との併せ馬になり、きっちりアタマ差先着し、ゴール後も抜かせなかった。追走時は首の角度の良いフォームで走れていたのに対し、並びかけて勝負根性を見せるタイミングで頭を上げた点は気になる。気合いが乗ると力が入りすぎてフォームが崩れるのかもしれない。それを除けば悪くない動きではある。5枠8番 エリーバラード 牝3 54.0 武士沢 友治【C】
美浦W3頭併せの外。馬場の真ん中を通り、直線は中と並んで内に1馬身差先行。ズルズル遅れかけたが肩ステッキを一発で何とか持ち直し、ゴール地点では内からアタマ差ずつ遅れ。ゴール後尻ステッキを入れて反応はするのだが追いつこうとする姿勢は見せられなかった。頭も高い。5枠9番 アンクルテイオウ 牡3 56.0 四位 洋文【-】
映像なし6枠10番 ダイシンインディー 牡3 56.0 武藤 雅【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。楽に促し併入し、ゴール後も並んで長く駆けた。馬格がありリラックスした動き。前後のバランスもまずまず整っていて、体には適度な丸みがある。6枠11番 アガラス 牡3 56.0 C.ルメール【B+】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。楽に伸びて併入し、ゴール後クビ差ほど前に出た。動きは適度に荒々しく、首の角度も良い。前脚は伸びやか。背中の安定性に改善の余地はあるが、活気をプラス評価したい。7枠12番 ミッキーブラック 牡3 56.0 松岡 正海【B-】
栗東坂路併せ。文字にすると良く見える。体はまっすぐ前を向き、相手のことを全く気にせず自分のリズムで自分のコースを淡々と駆け、1馬身先着した。ただ、印象としてはそれほど良く見えない。体は小さく見え、活気不足に映る。後脚が若干外を回ることもあり、評価はマイナスとしたい。7枠13番 カルリーノ 牡3 56.0 石川 裕紀人【-】
映像なし8枠14番 グラナタス 牡3 56.0 三浦 皇成【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。力強く抜け出し1馬身先着した。前膝がそれほど上がらないため本質的には平坦なコースの方が合いそうだが、体はボリューム感があってパワフルに動けている。8枠15番 コスモカレンドゥラ 牡3 56.0 丹内 祐次【A】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。鋭く抜け出し半馬身先着した。勝負根性はあり、四肢の可動域は十分。脚元の回転のリズムも整っている。参考ステップレースの結果