東京スポーツ杯2歳ステークスの反省と全着順-2018年11月17日のレース

2018年11月20日火曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
12ニシノデイジー牡2551:46.6B8
24アガラス牡2551:46.6B7
35ヴァンドギャルド牡2551:46.6B4
47ヴェロックス牡2551:46.6B-2
59ダノンラスター牡2551:46.9C6
612ホウオウサーベル牡2551:47.1B5
710クリノガウディー牡2551:47.1B12
814アドマイヤスコール牡2551:47.2B+11
915ルヴォルグ牡2551:47.3B1
101ハクサンタイヨウ牡2551:47.5-15
113カテドラル牡2551:47.5A3
126トーラスジェミニ牡2551:47.6B13
1311ナイママ牡2551:47.8B+10
148トーセンギムレット牡2551:47.8B14
1516ゴータイミング牡2551:48.2B-9
1613メイスンハナフブキ牝2541:51.0C16


総評
A評価1頭、B+評価2頭。しかしすべてが下位に沈み、B→B→Bの決着。あまり参考にならない結果になってしまったが、ニシノデイジーの勝利は喜ばしいものだった。勝浦騎手は、「仮にモレイラが空いていても勝浦で行きます」と9月時点でブログに記していた西山オーナーの期待に見事にこたえた。
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パドック
いまいち良く見える馬の居ないパドックだった。1番人気ルヴォルグは落ち着いて歩けていた。ただ、左後一白だが馬体のメリハリがいまいちで成長待ちという印象。人気ほど良くは見えなかった。A評価カテドラルは右後肢の着地に失敗して脚をひねっていないかどうか心配になるシーンがあった。これほど大きく躓くことはめったになく、見られる人はレーシングビューアーを見てみてほしい。ナイママは踏み込み浅く、アドマイヤスコールは飛節が硬い。最も良く見えたのはヴェロックス。鶴首で入れ込み気味ではあったが半腱半膜様筋の浮き出たトモは目立っていた。勝ったニシノデイジーは札幌で見たときとは違い、尾を振って後肢にボロがついていたことは割引。脚元はやわらかだったがトモはゆるめで+12キロ。初戦2着でもあり、叩いてから良くなりそうだった。

ポイント
トーラスジェミニが逃げ、ルヴォルグは最後方から。馬群は一団でペースは2歳戦では速め。直線は横に広がり、めまぐるしく先頭が入れ変わる。カテドラルが先頭に躍り出ると、内からクリノガウディーが盛り返す。さらにヴァンドギャルドが伸びる。そこで直線で前が壁になりスペースを探していたニシノデイジーが食い下がり、何とか前に出る。外からアガラスとヴェロックスが併せ馬で迫る。最後はこれら4頭がほぼ同時にゴールを駆け抜けた。


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分析
勝ち時計の1:46.6は、優秀。2013年イスラボニータの1:45.9、その前年コディーノの1:46.0が目立つが、昨年ワグネリアンと同タイムだ。昨年は1000メートル通過58.5という超ハイペースで、今年は1:00.4。それでいながら後半5F11.9-11.6-11.6-11.4-11.6というラップを見ると価値の高い時計だろう。上位4頭は差のない内容で、体もゆるめに見えたニシノデイジーは上がり目がありそう。前記オーナーのブログには、「西山茂行はここでの乗り替わりはしませんよ。」との記述もある。「ここでの」は気になるところだ。これからも人馬一体でクラシックへ向かってほしい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2018/11/TokyoSportsHaiNisaiStakes.html

             

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