中山牝馬S 2019 追い切り評価最終版

本記事は、2019年03月09日に中山競馬場芝1800mで開催される「中山牝馬ステークス」（G3）の追い切り評価最終版です。出走馬は14頭。以降の更新はありません。レースは4歳上牝ハンデ戦です。

1枠1番 アドマイヤリード 牝6 56.0 横山　典弘【B】

栗東坂路単走。手先が軽く、脚全体をそれほど動かさず、先だけでキビキビと走っている。手前側前肢を体の中心寄りに着地させるため、体の向きは手前を替えると若干左右にぶれるが、リズムは変わらない。

2枠2番 ノームコア 牝4 55.0 田辺　裕信【A】

美浦W併せの内。馬場の外側を通り、並走して直線へ。軽い合図で抜け出し、2馬身先着した。体は少し太いかもしれないがこの一追いで絞れてきそう。後脚の可動域は極めて広く、回転力も豊富。集中して駆けられている。

3枠3番 カワキタエンカ 牝5 54.0 池添　謙一【B-】

栗東坂路単走。前膝は上げられているが、若干体の外に向かって上げるためフォームの美しさはいまいち。首の上下動は適度に荒々しく、活気と見られる範囲内だが、終始舌を出している。

3枠4番 アッフィラート 牝6 51.0 武藤　雅【-】

映像なし

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4枠5番 クロコスミア 牝6 55.0 岩田　康誠【B-】

栗東坂路単走。頭は高めだが首を使おうとはしている。ただ上下動幅は安定せず、頭が左に出る完歩も多い。体は薄く非力な印象を受けるのだが、脚元はまずまず力強い。若干左右に流れており、まっすぐ駆けられてはいない。

4枠6番 ランドネ 牝4 53.0 戸崎　圭太【A】

栗東坂路単走。この馬の坂路はいつも良い。今回は前に居た関係ない併せ馬が居て、寄られても全く動じることなく、むしろちょうどいい相手と見て折り合い、仕掛け。抜くときに寄られたがそこでもフォームは崩れず、すっと抜き去って楽にゴールした。

5枠7番 フロンテアクイーン 牝6 54.0 三浦　皇成【B】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線はクビ差追走。折り合い重視の内容で、そのままクビ差遅れた。手前を替えるタイミングは遅いが、全体として見るとリズム良く動けている。ゴール後迫ってきた馬に内から並ばれ、3頭併せの中のポジションで集中力を保って駆けられたのは、いい調教になったはず。

5枠8番 レイホーロマンス 牝6 51.0 内田　博幸【B】

栗東坂路単走。脚元は素軽く、安定感は十分。体は進行方向よりほんの少し右で、集中して駆けられた。軽ハンデを生かしたい。

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6枠9番 ウラヌスチャーム 牝4 53.0 Ｆ．ミナリク【B-】

美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は1馬身差追走。追ってアタマ差遅れ。ゴール後相手が尻ステッキを入れ、アタマ差を詰められなかった。手前を替えるのがかなり下手なことも気がかり。

6枠10番 デンコウアンジュ 牝6 54.0 蛯名　正義【B】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。四肢の可動域は狭いが内容が軽いため問題なさそう。10完歩に1度ほど、頭を下げて気合いを見せるシーンはあるのだが、その動きが継続しない。リズムは良い。

7枠11番 フローレスマジック 牝5 53.0 石橋　脩【B】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中を通り、直線は外をアタマ差追走、内に2馬身差先行。ゴール前仕掛けてゴール後に一瞬前へ出たが、その後外に差し返され、内にも並ばれた。四肢の可動域はいまいちで、フォームの流麗さにも欠けるが、合図への反応はすばらしく、その後の数完歩はきれいに動けていた。軽ハンデは魅力。

7枠12番 ウインファビラス 牝6 52.0 松岡　正海【B】

美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は中を半馬身差程度追走。すっと並ぶとすぐに前に出て、2馬身以上先着した。外の相手は3頭分ほど外を1馬身程度先行していたが、これも軽々と抜き去った。四肢の可動域は十分。ただ、体がかなり太く見える。最後は尻ステッキを入れて負荷は十分にかけたが、これで絞りきれるかどうかはわからない。動きそのものは悪くないため評価は据え置くが、当日の馬体重には注意したい。

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8枠13番 ミッキーチャーム 牝4 55.0 川田　将雅【B+】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。気合い乗りは良く、推進力は若干上に逃げるものの、四肢を大きく使って駆けられている。各関節もやわらか。体も大きく見せている。

8枠14番 ワンブレスアウェイ 牝6 54.0 津村　明秀【B+】

美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は1馬身差追走。楽に促し半馬身先着した。首の角度は良く、気合い乗りは十分。飛節のクッションも効いている。

参考ステップレースの結果