本記事は、2019年05月11日に東京競馬場芝1400mで開催される「京王杯スプリングカップ」(G2)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは4歳上別定戦。登録馬は17頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は15頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
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参考ステップレースの結果
エントシャイデン 56.0 【B】
栗東CW併せの外。馬場の外側を深く入り、直線は1馬身半差先行。カーブはゆったり。直線を向いてすっと並ばれると一瞬で交わされ、その後追ったが3馬身程度遅れた。相手はおそらくオークス1週前のラヴズオンリーユー。直線で鞍上が振り返るシーンが見られ、相手のためにやったような内容は割引。遅れも見栄えはしない。手前も替えなかった。とはいえこの馬としてはバランス良くしっかり動けている。評価は据え置きたい。キャナルストリート 54.0 【C】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は相手と2頭分ほどの間隔をあけて1馬身差先行。ほぼ馬なりに半馬身先着した。しかし、頭は高く脚元のリズムは不安定。見栄えしない。サトノアレス 56.0 【B】
美浦坂路併せ。キビキビとしたピッチ走法で相手と馬体を合わせて集中して駆けられたがアタマ差遅れた。気になるのは後脚を蹴り出す方向で、真後ろになっていない完歩が何度か見られる。マイナス評価するほど悪くは見えないが。良いわけでもない。スターオブペルシャ 56.0 【B】
美浦W併せの外。相手はタワーオブロンドン。馬場の外側を深く入り、直線は1馬身半差先行。持ったまま4分の3馬身先着し、その後並ばれたが抜かせず逆にこちらが加速して前へ出た。相手のためにやった内容は割引だが、ゴール後は自身も主張している。抜かせなかったことは評価したい。ストーミーシー 56.0 【B-】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は2馬身差追走。ステッキも使って激しく追ったが半馬身遅れ。ゴール後も一杯に追い、カーブの手前でようやく追いついた。体はゆるめ。この一追いで引き締まってくれば。スマートオーディン 56.0 【B+】
栗東坂路併せ。前半は頭を上げてかなり気の悪いところを見せていたが、中盤から落ち着くと、格の違いを見せつけるかのようにパワフルに伸びて3馬身以上先着した。後半だけならA評価。気性の問題はありそうで評価は難しいが、後半がすばらしかったためプラスとしたい。タイムトリップ 56.0 【B+】
美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は1馬身半差追走。すっと伸びてきっちり併入すると、ゴール後は一人旅。後脚の可動域が広く、楽に動けている。タワーオブロンドン 56.0 【B-】
美浦W併せの内。相手はスターオブペルシャ。馬場の外側を通り、直線は1馬身半差追走。追ったが4分の3馬身遅れた。ゴール後並ぶところまでやり、その後前へ出られた。トゥザクラウン 56.0 【C】
栗東CW併せの外。馬場の外目を通り、直線はクビ差先行。鞍上は大きくアクションしたが頭を下げず、1馬身半遅れた。ドーヴァー 56.0 【B-】
美浦W単走。馬場の外目を通って直線へ。スピード感はあるが頭の高い走り。手前を替えるときにブレーキをかけるような動きになったことと、前脚を推進力に使えていないことは割引。ブロワ 54.0 【B-】
美浦坂路単走。馬なりの調整。非力な印象を受けてしまうが、内容から仕方ない面もある。体がまっすぐ前を向いていることだけは評価できる。リナーテ 54.0 【A】
栗東坂路単走。フォームが一切崩れない。前脚は若干外に着地して少し内へ蹴るが、左右のバランスは取れており、後脚がまっすぐ後ろへ蹴れているためきれいな推進力を得られている。毛ヅヤはピカピカだ。リライアブルエース 56.0 【B】
栗東坂路単走。安定したリズムで動けている。集中力もまずまず。目立った長所はないが、欠点もないまとまった内容。ロードクエスト 57.0 【A】
美浦W3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線はほぼ並ぶ2頭を2馬身差追走。持ったまま前に出ると半馬身先着し、その後もリードを保った。首の角度は良く、気合い乗りも良い。ロジクライ 56.0 【B】
栗東坂路3頭併せ。2頭を全く気にすることなく自分のペースで行き、2馬身以上先着した。タイムは出ているが植え込み側を通ったためそこまで強調はできない。前脚の着地タイミングの近い走法ながら、体が進行方向より右に向くことは割引。参考ステップレースの結果