本記事は、2020年06月21日に札幌競馬場芝1200mで開催される「函館スプリントステークス」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳上別定戦。登録馬は18頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は13頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
エイティーンガール 54.0 【B-】
函館W単走。四肢の可動域は及第点レベル。前膝は硬めだが、まずまずキビキビとは動けている。体は細く見えるため、当日の馬体重に注意したい。
グランドボヌール 56.0 【B+】
函館W単走。首の角度は良く、背中も安定している。集中して駆けられており、直線では2度尻ステッキを入れてしっかり負荷をかけた。
スリーケープマンボ 56.0 【B-】
函館W併せの内。クビ差追走して直線に入ると、一旦鞍上がブレーキをかけたが前へ出てしまった。その後相手が伸びてこず促すも、脚色は衰えたまま。脚元はまずまず力強いが、内容がチグハグ。
ダイアトニック 58.0 【B】
函館芝単走。終い強めに追った。体はふっくら見せていて、気合い乗り良く駆けられている。一方、後脚の可動域が狭い点と、頭の高さは割引要素。とはいえマイナス評価するほどではない。
ダイメイフジ 56.0 【B】
函館W単走。すべてにおいて平均レベルで可もなく不可もない動き。B評価のど真ん中。
ティーハーフ 57.0 【B】
函館W単走。活気は十分。コーナーでは、全身を使った弾力性の豊富な動きを見ることができた。ただ、直線に入ってから首の可動域が狭くなり、動きに硬さが出てきた。評価は難しいが据え置きたい。
フィアーノロマーノ 57.0 【A】
頭は若干高いが首で安定したリズムを刻めており、肩から前膝、繋を連動させたやわらかな前脚の動きは見ていて心地良い。前後のバランスも良く、気分良さそうに駆けられている。
ホープフルサイン 56.0 【B-】
函館W単走。首の可動域が狭く、前脚を伸びやかに使えていない。後脚はやわらかに蹴れているが、少し非力な印象も受ける。
マリアズハート 54.0 【B-】
函館W単走。首はリズム良く使えており、気合い乗りも良いが、推進力が上に逃げる傾向が見られる。四肢の可動域は狭め。
ミキノドラマー 56.0 【B-】
函館ダート単走。頭を上げて掛かった。鞍上は手綱を引っ張ったままで、直線で少しゆるめはしたものの、最後まで促さなかった。白い汗ではないが、発汗も目立つ。
メイショウショウブ 54.0 【B】
函館W単走。小さくまとまった印象はあるが、小気味良いピッチ走法。脚元は素軽く、リズム良く駆けられている。
ライトオンキュー 56.0 【B+】
函館芝併せの外。鞍上は手綱を引っ張って何とか折り合いをつけさせ、並走して直線へ。その後は馬なりに脚を伸ばしてクビ差先着。ゴール後も脚色は衰えず、1馬身程度前に出た。折り合いに不安は残したが、キビキビと動けていて脚元はパワフル。評価はプラスとしたい。
リュウノユキナ 56.0 【B】
美浦坂路単走。頭は高いが脚元はまずまずやわらかで、気分良さそうに駆けられている。手前側の右前肢を軸にした動きで、手前を替えて5完歩目あたりからフォームが安定してくる。
参考ステップレースの結果