【最終版】G3:共同通信杯 追い切り評価~2021年02月14日開催

2021年2月12日金曜日

本記事は、2021年02月14日に東京競馬場芝1800mで開催される「共同通信杯」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は12頭。以降の更新はありません。レースは3歳別定戦です。

1枠1番 ディオスバリエンテ 牡3 56.0 石橋脩【C】

美浦W単走。馬場の真ん中内目を通って直線へ。頭は高めで首をあまり使えていない。四肢の可動域も狭め。この時期に発汗が見られることも気になる。

2枠2番 キングストンボーイ 牡3 56.0 ルメール【B-】

美浦坂路3頭併せの内。ほぼ併入して外にわずかに遅れ、中にわずかに先着。活気は十分にあるのだが、肩が硬く前脚の蹴り出す方向も安定しない。

3枠3番 ステラヴェローチェ 牡3 57.0 横山典【B】

栗東坂路併せ。相手の一馬身後ろで折り合い、中盤から馬なりに加速。鞍上は長手綱のままで、アタマ差先着した。前後のバランスの良い動きで、力強さもまずまず。安定した走りをできている。

4枠4番 プラチナトレジャー 牡3 56.0 田辺【B】

美浦W併せの外。馬場の外側を通り、並走して直線へ。ステッキを使って強めに追う相手と並走し、馬なりに併入した。動きはまずまずやわらかで、体もふっくら見せている。

5枠5番 ディープリッチ 牡3 56.0 北村宏【B】

美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、コーナーから仕掛けていって並走して直線へ。その後も促し続けたが、終い軽く合図した相手に前へ出られアタマ差遅れた。ただ、無駄にステッキを使っておらず、自分より動く相手としっかりメニューを消化できた内容は良い。タイムもまずまず。評価は据え置きたい。

5枠6番 タイソウ 牡3 56.0 丸山【B】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。背中の上下動と、少しバランスを崩す完歩が見られたことは気になるが、首を使ってリズム良く駆けられた。フォームもまずまず安定している。

6枠7番 エフフォーリア 牡3 56.0 横山武【B-】

美浦W3頭併せの中。馬場の外側を通り、直線は外と並んで内に1馬身差先行。コーナーで外を威嚇する勝負根性は見せてくれたが動きは重め。その後は外と脚色は変わらず、そのまま併入。ゴール後も前に出られなかった。内には2馬身先着した。

6枠8番 レフトゥバーズ 牝3 54.0 戸崎圭【B】

美浦ポリトラック併せの内。直線ですっと半馬身前へ出ると、持ったまま2馬身先着した。伸びやかな動きでリズム良く駆けられている。


7枠9番 ヴィクティファルス 牡3 56.0 松山【B+】

栗東坂路単走。前半はすばらしい内容。体の向きはまっすぐで、脚元の回転力も豊富。頭は高めながら、動きもやわらかでスピード感も兼ね備えた、良い意味でハーツクライ産駒に見えない動きだった。中盤に疲れてすこし馬場の内側へよれ、そこで左手前に替えてもうひとがんばり。ただ、長くは続かず終いは明らかにスピードが落ちた。評価は難しいが前半が良すぎたため、プラスとしたい。

7枠10番 ハートオブアシティ 牡3 56.0 大野【C】

栗東坂路併せ。鞍上は強めに追って反応はするものの動きはついてこず、徐々に引き離されて2馬身遅れた。

8枠11番 シャフリヤール 牡3 56.0 福永【B】

栗東坂路併せ。管は細く非力な印象で、着地も軽すぎる印象はある。ただ、やわらかさはあり推進力が上に逃げない点は評価。中盤に前へ出ると右手前に替えて突き放し、2馬身先着した。左回りコースは合いそう。

8枠12番 カイザーノヴァ 牡3 56.0 坂井【C】

栗東坂路単走。どちらの手前でも体の向きはまっすぐだが、常に頭を上げて走り、操縦性はいまいちかもしれない。最後まで掛かってような動きで矯正もされなかった。

参考ステップレースの結果

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