着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | ダノンザキッド | 牡2 | 55.0 | 1:47.5 | B+ | 1 |
2 | 2 | タイトルホルダー | 牡2 | 55.0 | 1:47.7 | B | 5 |
3 | 10 | ジュンブルースカイ | 牡2 | 55.0 | 1:47.8 | B- | 3 |
4 | 6 | プラチナトレジャー | 牡2 | 55.0 | 1:47.9 | B- | 6 |
5 | 7 | ヴェローチェオロ | 牡2 | 55.0 | 1:48.1 | B- | 7 |
6 | 1 | ドゥラヴェルデ | 牡2 | 55.0 | 1:48.3 | A | 2 |
7 | 9 | モリノカンナチャン | 牝2 | 54.0 | 1:48.6 | C | 8 |
8 | 4 | レインフロムヘヴン | 牡2 | 55.0 | 1:48.7 | B | 4 |
9 | 8 | モメントグスタール | 牡2 | 55.0 | 1:49.5 | B | 9 |
10 | 5 | トーセンジャック | 牡2 | 55.0 | 1:50.6 | - | 10 |
総評
A評価1頭、B+評価1頭。 A評価1頭、B+評価1頭。 A評価で2番人気のドゥラヴェルデは沈み、B+→B→B-の決着。ジュンブルースカイはパドックでも前走時以下に見えたがこのメンバーの中では上位に見えた。上位を除くと低レベルな一戦だったかもしれない。
パドック
4頭取り上げて1~3着が入っていた。こちらは参考になっただろう。ただ、良く見える馬にもそれぞれにマイナス材料はあった。
東スポ杯2歳S、1番人気ダノンザキッドは+24キロでも太くは見えませんがテンション高いです。それでもこのメンバーでは上位でしょう。ドゥラヴェルテは頭高めですがゆったり好歩様。ジュンブルースカイは-10キロで全体的に前走時より劣りますが可動域十分。タイトルホルダーがまずまずです。
— jphb (@jphb_oikiri) November 23, 2020
ポイント
ドゥラヴェルテ、ヴェローチェオロ、モリノカンナチャンが出負け。ダノンザキッドはゼッケン下に白い汗が大量についているほどテンションが上がっていたものの、抑えは効いて3番手から。タイトルホルダーが前に行き、それをレインフロムヘヴンが交わす。3コーナーでレインフロムヘヴンのリードは5馬身。4コーナーでも2~3馬身のリードを維持した。ただ、直線は最内へ入れて伸びず。タイトルホルダーが抜け出したが、ダノンザキッドは並んで抜群の手ごたえ。促しながら突き放し、堂々と1着でゴールした。
分析
勝ち時計の1:47.5は、いまいち強調できない。前年コントレイルが楽勝で記録した1:44.5に遠く及ばないのは仕方ないにしても、46秒台は欲しかった。ただ、1000メートル通過時点で1:00.5というスローペース。前有利の瞬発力勝負になり、前目から3F33.5の脚を余裕で記録したダノンザキッドは強く、中団から追った馬は届かなかった。勝ったダノンザキッドはこのメンバーに入ると現時点の能力は違うだろう。ただ、テンション高くレース前の発汗も多かった。これから距離を延ばすにあたっては気性面の成長が課題になりそうだ。今回の馬体重は520キロ。短距離馬を育てる傾向にある安田隆行厩舎だが、良い馬を多数抱えているせいで馬房が逼迫しており、実質的に育てるのは外厩になることがほとんど。そのため厩舎の過去の傾向は気にしなくてよさそうではあるが、この馬は1軍扱いになるかもしれず、そうなると将来はマイラーになりそうな印象を受ける。クラシック狙いで次走距離を延ばしてくれば、試金石の一戦になりそうだ。タイトルホルダーは展開が向き、ロスのない競馬。最後までしっかり伸びたが、相手が悪かった。3着ジュンブルースカイは萩S時と比べるとパドックの印象は相当悪かった。追い切りもいまいちで、前走激走した疲れもあったと考えられ、輸送もあって-10キロ。武騎手は終い追っておらず、馬の体調に配慮したレース。それで3着なのだから能力は高い。オープン2着、重賞3着で賞金は加算されず、1勝クラスへの出走権を持ったまま次に進める馬主孝行な馬だが、疲れを癒やして馬体が回復すれば、どこかで賞金を加算してクラシック戦線に乗ってきそうだ。
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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/11/TokyoSportsHai-Nisai-Stakes.html