本記事は、2021年02月07日に中京競馬場芝2000mで開催される「きさらぎ賞」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳別定戦。登録馬は13頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は12頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
アランデル 56.0 【B-】
美浦W3頭併せの外。馬場の外側を通って先導役を務め、直線は中と並んで内に1馬身差先行。手ごたえは中に見劣り、脚元もバタバタ、頭も高く首も使えていないが活気はまずまずあり、中とほぼ併入。内に半馬身程度先着した。
ヴェローチェオロ 56.0 【B】
栗東CW併せの外。馬場の真ん中を通り、直線は相手の目の前を1馬身差先行。馬なりに1馬身程度前へ出た相手を目標に追い出し、馬なりのままの相手に迫ったがクビ差遅れ。相手は翌週の共同通信杯へ向かうステラヴェローチェのようで、能力差をまざまざと見せつけられる内容ではあるが、この馬も気合い乗りは良くキビキビと動けている。
ジャンカルド 56.0 【B】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。手前を替えるタイミングは少し早く、ふわっとする完歩が1度見られたが、フォームは安定。後脚は伸びやかに使えている。
ショウナンアレス 56.0 【B+】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。鞍上は手綱を長めに持って手を動かさず、馬の行く気に任せた内容。それできれいな後傾ラップを刻めたことは評価。適度に気合いは乗っていて雰囲気は良い。
タガノカイ 56.0 【B】
栗東坂路併せ。コーナーをショートカットして相手と並んで坂に入り、しばし並走。気合いをつけると一本調子に伸びて3馬身程度先着した。荒削りな走りではあるが、体幹はしっかりしていて、右手前の方が動きはやわらか。
ダノンジェネラル 56.0 【B】
栗東CW併せの内。馬場の外側を深く入り、直線は1馬身差追走。脚元はやわらかだが、頭が高くなる完歩は多く、沈み込むフォームが継続しない。成長途上な印象は強いがスケール感はあり、評価は据え置きたい。
ディオスバリエンテ 56.0 【B-】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中内目を通り、3頭が並走して直線へ。終い軽く促して外に1馬身遅れ、中にクビ差先着した。脚元は安定しているが、動きは硬めで頭も高い。
ドゥラモンド 56.0 【A】
美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は半馬身差追走。馬なりに並びかけると、一杯に追う相手に対しやや強めに追ってクビ差先着した。頭はやや高めだが首でリズムを刻めており、首の上下動幅と頭の位置は安定。脚元の回転力は高く、背中も安定している。
トーセンクライマー 56.0 【C】
美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中を通り、直線は外をアタマ差追走、内に1馬身半差先行。動きに力強さはあるが、その反面スロー。コーナーで外の相手に並びかけようとする勝負根性は見られたが、実際には並べなかった。終いも伸びず、内は完封したが外に1馬身遅れた。
ヨーホーレイク 56.0 【B+】
栗東坂路併せ。馬なりの楽な内容で併入した。右手前になると左前肢が着地後少し内向するが、左手前の動きは伸びやかでバランス良く、見栄えする。右回りコースの方が合いそうではあるが、リラックスしたやわらかな動きをできており、評価はプラスとしたい。
ランドオブリバティ 56.0 【A】
美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。終い馬なりにすっと伸びて1馬身先着した。コーナーでは推進力が上に逃げる完歩が目立ったが、終いの平行移動するような伸びは秀逸。高評価したい。
ラーゴム 56.0 【B-】
栗東CW併せの内。馬場の真ん中外目を通り、並走して直線へ。活気は十分だったが、ラストは脚色が鈍り、ほぼ馬なりの相手に半馬身遅れた。
参考ステップレースの結果