本記事は、2019年04月21日に東京競馬場芝2000mで開催される「サンケイスポーツ賞フローラステークス」(G2)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳牝馬齢戦。登録馬は19頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は15頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
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参考ステップレースの結果
アモレッタ 54.0 【B】
栗東CW併せの外。1馬身半先着し、ゴール後も差を広げた。首の上下動のリズムと脚元の動きが合っていないためバタバタした印象を受けるが、蹴りは強い。やわらかな筋肉を持っているようで、脚元だけを見ていると悪くはない。ただ、最後まで右手前のままだった。イノセントミューズ 54.0 【C】
栗東坂路併せ。線が細く脚元も非力。前脚をほとんど推進力に使えていない。終い促したがアタマ差遅れた。ウィクトーリア 54.0 【A】
美浦W3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は並ぶ2頭を1馬身差追走。鞍上は持ったままでじわりと前へ出るとそのまま1馬身先着した。体はふっくら見せており、動きはやわらか。気合い乗りも良い。発汗量は多いが仕上がりは良さそう。ウインゼノビア 54.0 【B+】
美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は1馬身差追走。軽く気合いをつけると一本調子にすっと伸び、ゴール地点で半馬身先着。その後1馬身ほど前へ出た。四肢の可動域は広く、反応も良い。体もすかっと見せている。エトワール 54.0 【B】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は中を半馬身差追走。じっと折り合いアタマ差遅れでゴール。その後並んでしっかり駆けられており遅れは問題なく、外は完封した。リズムも安定している。クラサーヴィツァ 54.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、並走して直線へ。頭は高く後脚の可動域は狭いが、毛ヅヤは良い。並んでから前へ出ようとする勝負根性もまずまず。軽く促してアタマ差先着した。シャドウディーヴァ 54.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は1馬身差追走。回転の良いピッチ走法で、促してクビ差先着した。最後まで手前を替えず、発汗が目立つことは割引だが、キビキビといい動き。ジョディー 54.0 【B】
美浦ポリトラック併せの外。並走して直線に入り、楽にクビ差先着。頭は低く保てており、動きの安定感もまずまず。セラピア 54.0 【B-】
栗東CW併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は3馬身差追走。待ってくれた相手をきっちりとらえて半馬身先着した。頭を上げるなど乗り難しそうなところはあり、動きも時計ほど良く見せない。パッシングスルー 54.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は1馬身差先行。自分のペースで1馬身半先着した。手前を替えて遊ぶところは見られるが、体に適度な丸みがあり、四肢を伸びやかに使えている。フェアリーポルカ 54.0 【B】
栗東CW併せの外。馬場の外側を通り、並走して直線へ。じっと折り合い、軽い合図で半馬身ほど前へ出たが、そこから相手が伸びたためアタマ差先着にとどまった。トモは丸く、体の張りもある一方、四肢の可動域はいまいち。加速前に右手前に戻しており、左回りは合いそう。フォークテイル 54.0 【B+】
美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は2馬身差追走。さらに離されたところから追って1馬身半遅れたが、ゴール後差して前へ出るところまでやった。カーブの動きなどは未完成なところも多いが、スピード感のある伸び脚で、追われてからの動きは良い。ペレ 54.0 【B】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は外を1馬身半差、中を半馬身差追走。若干のずれはあったが3頭がほぼ併入し、ゴール後アタマ差のリードを保って長く負荷をかけた。手前の替え方は下手だが、決めてからは悪くない動き。推進力も前を向いている。レオンドーロ 54.0 【B-】
美浦坂路単走。軽い内容だがリズムは良く、動きの安定感はまずまず。ただ、体はまだ薄く、成長途上。パワーがついてくれば良くなりそうだがここでは微妙。ローズテソーロ 54.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は2馬身差追走。合図からトップスピードになるまでに時間を要したが、それは首を使えていないため。頭の位置が下がってくれば推進力が前を向き、スピードに乗れる。脚元だけを見ていれば高く評価したいのだが、今回は据え置きたい。ただ、このメンバーの中で最も潜在能力は高いかもしれない。厩舎の力が問われそうだ。参考ステップレースの結果