本記事は、2019年03月24日に中山競馬場ダ1800mで開催される「マーチステークス」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは4歳上ハンデ戦。登録馬は24頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は14頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
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参考ステップレースの結果
アルドーレ 55.0 【B】
栗東坂路併せ。右手前になると左後肢だけで推進力を得ようとするため右後肢が遊ぶ。一方、左手前の走りは良い。その割に左回りの方に良績が固まっているので調べてみたところ、レースではきちんと走れている。ただ、坂での加速はいまいち。跳びが大きいため終い平坦で広いコースの方が向きそう。中山は狭いものの、直線左手前なら坂も大丈夫そう。果たして。エイシンセラード 52.0 【C】
栗東坂路単走。体は進行方向より右で、頭も右に出る。頭は高くドタバタとした動き。グレンツェント 56.0 【B】
美浦W3頭併せの外。馬場の外側を通り、並走して直線へ。じっと折り合いゴール地点では内からアタマ差ずつ遅れ。ゴール後は中より前に出て並ぶところまでやった。折り合い重視の内容で、やわらかに駆けられている。体も適度な丸みはあり、状態は良さそう。コスモカナディアン 55.0 【B】
美浦W単走。馬場の外目を通って直線へ。頭は高いが前脚はまずまず伸びやか。安定したリズムで最後までフォームは崩れなかった。サトノティターン 55.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、並走して直線へ。鞍上は手を一切動かさず、アタマ差遅れ。ゴール後もその距離を維持して長く駆けさせた。馬格はあり見栄えする。首の角度も良い。サンマルデューク 53.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は相手と2頭分ほどの間隔をあけて半馬身差追走。強めに追って半馬身先着し、ゴール後差を広げた。頭を低く保って気合い乗り良く駆けられている。ジョーダンキング 55.0 【B】
栗東坂路単走。馬なりの楽な内容。体は進行方向を向いているが、中盤から左手前に替えると顔が右を向くシーンが多くなった。内容が軽いため難しいが、動きそのものは良い。体は少し細く見える。センチュリオン 57.5 【C】
美浦W併せの内。映像は直線だけ。馬場の真ん中でステッキを使って一杯に追ったがズルズルと1馬身遅れた。テーオーエナジー 57.0 【B+】
栗東坂路単走。前半は掛かったような動きが見られたが、後半にかけてどんどん良くなった。頭は終始高いのだが、脚元の回転力は豊富。後半は回転を抑えて前脚を伸びやかに使って前方で着地する上質な動きになった。ハイランドピーク 57.0 【B-】
美浦W単走。馬場の真ん中を通って直線へ。カーブではキビキビと動けていたが、直線は流した。動きが悪いわけではないのだが、調教の意図がよくわからないため評価はマイナスとしたい。マイネルオフィール 56.0 【B】
栗東坂路単走。徐々にラチ側へ流れた。ただ、そこからペースアップする走りはキビキビとしたピッチ走法。終いの動きが継続すれば。ローズプリンスダム 56.0 【B】
美浦W単走。馬場の外側を通って直線へ。手前を替えるタイミングは遅いが替え方は上手。体は絞りすぎているような印象ではあるが、そのぶん素軽さは出ているようで、軽やかないい動きをできている。ロードゴラッソ 55.0 【B+】
栗東CW併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は半馬身差追走。ゴール地点ではアタマ差先着した。ゴール後すぐに映像は切れたが、ゴール付近ですっと頭を下げてから明らかに動きが変わったため、突き放したと考えられる。エンジンのかかりが遅いというより追い続けることで伸びるようだ。能力さえ引き出すことができれば。ロンドンタウン 57.5 【B-】
栗東坂路単走。全体の時計は極めて良いが、終いの動きは全く目立たない。体は進行方向より左で、走路も左右にぶれる。最後は流したのか脚をなくしたのか、首をほとんど使わずトボトボとゴールした。参考ステップレースの結果