【最終版】G3:クイーンC 追い切り評価~2020年02月15日開催

2020年2月14日金曜日

本記事は、2020年02月15日に東京競馬場芝1600mで開催される「デイリー杯クイーンカップ」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は14頭。以降の更新はありません。レースは3歳牝別定戦です。

1枠1番 ミヤマザクラ 牝3 54.0 福永【A】

栗東坂路併せ。反応良くすっと伸びると相手を並ぶ間もなく抜き去り1馬身先着した。線は細いが体幹の安定性は高く、首の使い方は上手。脚元にも弾力性がある。

2枠2番 メルテッドハニー 牝3 54.0 柴田善【B-】

美浦坂路単走。四肢の可動域は狭く首もほとんど使えていない。終いに鞍上がステッキを抜くと反応し、すっと伸びた点は良かったが、成長途上な印象。

3枠3番 ルナシオン 牝3 54.0 ルメール【B+】

美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は半馬身差追走。ゴール地点では1馬身遅れもゴール後抜くところまでやった。道中何度か頭を上げて反抗するような素振りを見せたことは気になる。尾にリボンがついていることからも気性面に課題があることはわかる。とはいえ反応してからの伸びは見栄えのする好フォームでやわらかに動けている。プラス評価してみたい。

3枠4番 アミークス 牝3 54.0 岩田康【B-】

美浦ポリトラック併せの内。カーブで若干ショートカットし、並んで直線を向くとすぐにクビ差程度抜け出した。その後折り合わせて並走し、アタマ差先着。内容は悪くないが、動きはいまいち目立たない。四肢の可動域は狭めで、首の発汗も気になる。

4枠5番 セイウンヴィーナス 牝3 54.0 野中【B-】

美浦坂路併せ。頭は高く脚元は非力できれいに前後に脚を使えていない。ただ、勝負根性はありそう。後半相手に寄られて気合いが入ったのか、終いは伸びて半馬身先着した。

4枠6番 シャンドフルール 牝3 54.0 武豊【C】

栗東CW単走。馬場の真ん中を通って直線へ。タイムはまずまず出ているがカーブから内目を通っているためだろう。動きはスローで目立たない。

5枠7番 ヤマニンプレシオサ 牝3 54.0 江田照【B-】

美浦坂路併せ。最後まで左手前のままで、体の向きは進行方向より右。4分の3馬身ほど先行して坂に入ったが、終いは詰められアタマ差先着にとどまった。

5枠8番 サナチャン 牝3 54.0 武士沢【B】

美浦坂路単走。頭は高いが脚元はしっかりしており、かちっと動けている。ダートの方が合いそうな動きではあるが、体幹はしっかりしており評価はBで妥当だろう。

6枠9番 マジックキャッスル 牝3 54.0 フォーリー【B-】

美浦W併せの内。馬場の内目を通り、直線はクビ差先行。そのまま押し切って1馬身先着した。脚元は非力で力強く地面をつかめていないが、レースセンスはありそう。

6枠10番 アカノニジュウイチ 牝3 54.0 横山典【B】

美浦坂路単走。頭は高く首の使い方は下手。動きも硬め。一方、着地は力強く体幹はしっかり。まっすぐ後ろに蹴って推進力が上に逃げないことも好感。

7枠11番 アールクインダム 牝3 54.0 北村宏【B】

美浦坂路単走。前半は楽な内容で終いだけさらりと。頭は高いが首は使えており、ゆったり楽に駆けられている。脚元はまだ非力な印象ではあるものの、やわらかに使えている。

7枠12番 ホウオウピースフル 牝3 54.0 田辺【B+】

美浦W併せの外。馬場の真ん中外目を通り、ほぼ並走して直線へ。軽快なピッチ走法で回転力の高い脚元。気分良さそうに並走して並ばせず、クビ差先着した。

8枠13番 チアチアクラシカ 牝3 54.0 吉田豊【B】

美浦W併せの外。通ったコースは馬場の真ん中外目。手前を替えるタイミングが早すぎて逆手前で直線へ。エンジンがなかなかかからず1馬身ほど前へ出られたが、そこから詰めて半馬身遅れでゴールした。手前を替えるまでの走りは良く、エンジンがかかってからの動きも悪くないのだが、チグハグな内容なのは確かで、評価は据え置きたい。

8枠14番 インザムービー 牝3 54.0 石橋脩【B】

栗東ポリトラック単走。カーブから飛ばしたため直線はバテ気味だったが左右から優しいステッキを入れて何とか走りきった。4コーナーでは後脚が若干流れたが活気は十分で、雰囲気は良かった。ポリトラックながら負荷は十分にかけられている。


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