着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | ブラックホール | 牡2 | 54.0 | 1:50.4 | B | 5 |
2 | 11 | サトノゴールド | 牡2 | 54.0 | 1:50.6 | B | 3 |
3 | 1 | ダーリントンホール | 牡2 | 54.0 | 1:50.9 | B | 2 |
4 | 5 | レザネフォール | 牡2 | 54.0 | 1:50.9 | A | 4 |
5 | 4 | ヨハネスボーイ | 牡2 | 54.0 | 1:50.9 | - | 7 |
6 | 10 | ゴルコンダ | 牡2 | 54.0 | 1:51.0 | C | 1 |
7 | 3 | コンドゥクシオン | 牡2 | 54.0 | 1:51.2 | B+ | 9 |
8 | 9 | ディアセオリー | 牡2 | 54.0 | 1:52.0 | C | 6 |
9 | 8 | カップッチョ | 牡2 | 54.0 | 1:52.4 | B | 12 |
10 | 2 | コスモインペリウム | 牡2 | 54.0 | 1:53.1 | B | 10 |
11 | 7 | エイリアス | 牡2 | 54.0 | 1:53.2 | B | 8 |
12 | 12 | アールクインダム | 牝2 | 54.0 | 1:53.5 | B+ | 11 |
総評
A評価1頭、B+評価2頭。レザネフォールは道中からチグハグな競馬で4着にとどまり、B→B→Bの決着。いまいち参考にならない結果になってしまった。
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パドック
ダーリントンホールが最も良く見えた。1番人気ゴルコンダは筋肉質でヴィクトワールピサ産駒の走る形ではある。今後の成長曲線次第だが、ダートの方が合いそうな体つきになってくるかもしれない。勝ったブラックホールはトモがそれほど盛り上がっておらず、見比べるとそれほど良く見えなかった。
札幌2歳S、ダーリントンホールは尾を立てていることだけ少し割引ですが、繋のクッション効いています。ゴルコンダがパワフル。ヨハネスボーイが気合い乗り良し。コンドゥクシオンがバランス良し。レザネフォールは素軽い印象です。サトノゴールドは少しうるさいですがキビキビと動けています。— jphb (@jphb_oikiri) 2019年8月31日
ポイント
サトノゴールドが出遅れ。コスモインペリウムが逃げ、アールクインダムが2番手につける展開になり、ダーリントンホールは最内で先行好位を確保。向こう正面でゴルコンダが押し上げ、レザネフォールはポジションを主張せず後退。サトノゴールドは最後方の外でじっとしている。その前にブラックホール。直線。まず抜け出したのは外から押し上げたゴルコンダ。ブラックホールはすっとその外を狙い、レザネフォールにスペースを与えず並びかけ、抜け出す。サトノゴールドは大外。3コーナーから何度か尻ステッキを入れていたが、直線でようやくエンジンがかかったが遅かった。抜け出したブラックホールが完勝し、最後によく伸びたサトノゴールドが2着に入った。
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分析
勝ち時計の1:50.4は、稍重馬場であり十分。稍重馬場で実施された2015年アドマイヤエイカン、2011年グランデッツァはどちらも1:50.8で勝っており、そのタイムを0.4上回った。ブラックホールの石川騎手は直線でレザネフォールの進路を合法的にカットし、スムースに抜け出した。ロスの少ない騎乗での勝利であり、馬の能力の絶対値が高いとは言い切れない。ただ、成長の余地は大きそうで、今後も期待できるだろう。2着サトノゴールドは、追い切りB評価ながら丹頂S1番人気のヴァントシルム(藤岡康太騎手の意味不明な騎乗により10着)に先着していた。パドックでも良く見せており、今回は出遅れた上に向こう正面から外を通ったにもかかわらず、最後方から伸びてきた。まだ競馬を覚えていないような流れだったが、それでも能力は十分に示したことになる。3着ダーリントンホールは現時点での完成度は最も高そうだった。4コーナーでポジションを若干下げたことが響いたかもしれないが、池添騎手は強引に内をこじあけ気合いの3着。レザネフォールは道中からチグハグな競馬。スタートから位置取りに明確な主張がなく、ズルズル後ろへ。さらに、直線を向いたときにもポジションを取らず、ブラックホールに抜け出された。直線に入る位置次第では、3着は間違いなかった。今回の結果は、騎手の差も大きかったと言えそうだ。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/08/SapporoNisaiStakes.html