札幌2歳S 2019 レース回顧

2019年9月3日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
16ブラックホール牡254.01:50.4B5
211サトノゴールド牡254.01:50.6B3
31ダーリントンホール牡254.01:50.9B2
45レザネフォール牡254.01:50.9A4
54ヨハネスボーイ牡254.01:50.9-7
610ゴルコンダ牡254.01:51.0C1
73コンドゥクシオン牡254.01:51.2B+9
89ディアセオリー牡254.01:52.0C6
98カップッチョ牡254.01:52.4B12
102コスモインペリウム牡254.01:53.1B10
117エイリアス牡254.01:53.2B8
1212アールクインダム牝254.01:53.5B+11


総評


A評価1頭、B+評価2頭。レザネフォールは道中からチグハグな競馬で4着にとどまり、B→B→Bの決着。いまいち参考にならない結果になってしまった。

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パドック


ダーリントンホールが最も良く見えた。1番人気ゴルコンダは筋肉質でヴィクトワールピサ産駒の走る形ではある。今後の成長曲線次第だが、ダートの方が合いそうな体つきになってくるかもしれない。勝ったブラックホールはトモがそれほど盛り上がっておらず、見比べるとそれほど良く見えなかった。

ポイント


サトノゴールドが出遅れ。コスモインペリウムが逃げ、アールクインダムが2番手につける展開になり、ダーリントンホールは最内で先行好位を確保。向こう正面でゴルコンダが押し上げ、レザネフォールはポジションを主張せず後退。サトノゴールドは最後方の外でじっとしている。その前にブラックホール。直線。まず抜け出したのは外から押し上げたゴルコンダ。ブラックホールはすっとその外を狙い、レザネフォールにスペースを与えず並びかけ、抜け出す。サトノゴールドは大外。3コーナーから何度か尻ステッキを入れていたが、直線でようやくエンジンがかかったが遅かった。抜け出したブラックホールが完勝し、最後によく伸びたサトノゴールドが2着に入った。

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分析


勝ち時計の1:50.4は、稍重馬場であり十分。稍重馬場で実施された2015年アドマイヤエイカン、2011年グランデッツァはどちらも1:50.8で勝っており、そのタイムを0.4上回った。ブラックホールの石川騎手は直線でレザネフォールの進路を合法的にカットし、スムースに抜け出した。ロスの少ない騎乗での勝利であり、馬の能力の絶対値が高いとは言い切れない。ただ、成長の余地は大きそうで、今後も期待できるだろう。2着サトノゴールドは、追い切りB評価ながら丹頂S1番人気のヴァントシルム(藤岡康太騎手の意味不明な騎乗により10着)に先着していた。パドックでも良く見せており、今回は出遅れた上に向こう正面から外を通ったにもかかわらず、最後方から伸びてきた。まだ競馬を覚えていないような流れだったが、それでも能力は十分に示したことになる。3着ダーリントンホールは現時点での完成度は最も高そうだった。4コーナーでポジションを若干下げたことが響いたかもしれないが、池添騎手は強引に内をこじあけ気合いの3着。レザネフォールは道中からチグハグな競馬。スタートから位置取りに明確な主張がなく、ズルズル後ろへ。さらに、直線を向いたときにもポジションを取らず、ブラックホールに抜け出された。直線に入る位置次第では、3着は間違いなかった。今回の結果は、騎手の差も大きかったと言えそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/08/SapporoNisaiStakes.html

           

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