フィリーズR 2019 追い切り評価 ※水曜夜更新分

2019年3月6日水曜日

本記事は、2019年03月10日に阪神競馬場芝1400mで開催される「フィリーズレビュー」(G2)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳牝馬齢戦。登録馬は23頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は19頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。

アウィルアウェイ 54.0 【B-】

栗東坂路単走。頭は高く首を使えていない。フォームもバタバタ。中でも前脚の使い方は問題で、体の外側で着地し、前膝をやわらかに使えない。タイムは十分で、活気もある。人気しそうだが、未完成な印象が強く、追い切り評価としてはマイナスとする。

アスタールビー 54.0 【B-】

栗東坂路単走。手前をコロコロ替えながら、楽に坂を駆け上がってきた。右手前の方がフォームのバランスは良い。

アズマヘリテージ 54.0 【B-】

栗東坂路併せ。線が細く非力な印象だが、終い抜けて2馬身先着した。脚元の力強さはいまいちで、タイムは良いのだが動きは良く見えない。

イベリス 54.0 【B】

栗東坂路単走。頭の位置は安定しており、体をまっすぐ進行方向に向け、淡々と坂を駆け上がってきた。活気はいまいちも、左右へのぶれはなく、安定感は十分。

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ウィンターリリー 54.0 【B】

美浦W単走。馬場の真ん中を通って直線へ。脚の長い芦毛で、いかにも瞬発力の高そうな馬体。まだ線が細く成長途上な印象は強いが、子気味良いフットワークでリラックスして駆けられている。

エイティーンガール 54.0 【B】

栗東坂路単走。前半は全く動かなかったが、中盤から加速。きれいな後傾ラップを刻めた。肩の可動域はいまいちで管も細く非力な印象ではある。実際に手前を何度か替えておりパワーの持続性には疑問。とはいえ、キビキビと動けていることは確かで、評価は据え置きたい。

オトナノジジョウ 54.0 【B】

栗東坂路併せ。フォームのぶれが少なく、リズムも安定。自分のペースで行くと相手がついてこられず、2馬身以上先着した。ただ相手が動かなかっただけのようで、タイムはそれほど出ていない。推進力は若干上に逃げ、四肢の可動域は及第点レベル。

キュールエサクラ 54.0 【B+】

栗東坂路単走。適度な荒々しさがあり、荒れた馬場をまっすぐに登坂できた。気がかりなのはカーブから最後までずっと右手前だったことだけ。体の厚みはあり、現時点での完成度は高そう。

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キュールエミヤビ 54.0 【B】

栗東坂路併せ。相手と3頭分ほど間隔をとって坂に入り、徐々に馬体を寄せていって追い出し。終い少し疲れて反応はいまいちだったが、がんばって併入した。

ココフィーユ 54.0 【B】

美浦坂路併せ。手前を替えるのは上手で、活気もある。馬場が荒れていることもあってか、着地ポイントは安定せずフォームもぶれるがコースはまっすぐに走れている。

ジュランビル 54.0 【A】

栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、並走して直線へ。軽い合図できちんと反応し、すっと前に出ると4分の3馬身先着した。ステッキを入れた相手に対し、こちらは促した程度。折り合いもきれいについている。

ノーワン 54.0 【B】

栗東坂路併せ。相手の前へ出るときに相手と馬体を離してしまったが、そこから伸びて2馬身程度先着した。右に跳んだのは左手前に替えるタイミングで、今回は直戦左手前になるためそこは不安。ただ、動きそのものは良く、評価は据え置きたい。

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プールヴィル 54.0 【B+】

栗東坂路単走。後脚が外を回す完歩がいくつか見られたが、脚を伸ばした終いはきれいに後ろに蹴れていた。前脚の着地ポイントも少し近いが、前膝から繋にかけてのやわらかさはあり、四肢の可動域も十分。

ホウオウカトリーヌ 54.0 【A】

美浦W3頭併せの中。馬場の外目を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。じっと折り合い、集中して内外にアタマ差先着。その後3頭が馬体を合わせて長くいいリズムで動けた。馬体には適度な丸みがあり、集中力も豊富。脚元も力強い。好状態でレースに向かえそう。

マジックリアリズム 54.0 【B】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線はアタマ差追走。促して併入した。首の角度は良い。四肢の可動域は及第点レベルだが、動きはまずまず。

メイショウケイメイ 54.0 【B-】

栗東坂路単走。頭は高く首を使えていない。着地ポイントも安定しない。ただ活気はあり、リズムは崩れない。体力はありそう。

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ラブミーファイン 54.0 【B-】

栗東坂路単走。後脚は安定して後ろに蹴れているが、前脚にムダな動きが多すぎる。外を回し、着地ポイントも安定しないため、バタバタした印象が強い。

ラミエル 54.0 【B】

栗東坂路併せ。終い疲れたが鞍上ががんばらせ、クビ差先着した。ステッキは使っていないが負荷は十分。並ばれかけても抜かせない勝負根性も見られる。

レッドアネモス 54.0 【B+】

栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、直線は相手と3頭分ほどの間隔をあけて並走。楽に促し半馬身先着した。直戦を向いて手前を替えるタイミングで見せた首を左右に振る動作はいただけないが、その後スムースに加速できている。四肢の可動域は十分で、首の角度も良い。

参考ステップレースの結果

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