函館記念 2019 レース回顧

2019年7月17日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
14マイスタイル牡556.01:59.6B1
26マイネルファンロン牡454.01:59.6B9
310ステイフーリッシュ牡457.51:59.9B-3
45ドレッドノータスセ656.02:00.1B+7
52アメリカズカップ牡555.02:00.3B12
61レッドローゼス牡556.02:00.4B2
78メートルダール牡657.02:00.8A8
814ナイトオブナイツ牡656.02:00.8B6
913アーバンキッド牡654.02:00.9B-15
109ポポカテペトル牡555.02:01.0B-5
1115ゴールドギア牡452.02:01.0A10
127カルヴァリオセ654.02:01.0B14
1316エアスピネル牡658.02:01.1B4
143ブラックバゴ牡755.02:01.5B13
1511マイネルサージュ牡755.02:01.6B-16
1612スズカデヴィアス牡857.52:01.9B-11


総評


A評価2頭、B+評価1頭。プラス評価の3頭はすべて人気薄で、ドレッドノータスの4着が最高。B→B→B-の決着になってしまった。
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パドック


1番人気マイスタイルの-8キロは買い材料。ただ、映像を見てみるとお腹周りがコロンとした印象はあり、まだ絞れそうだと感じた。それでも落ち着いて歩けていて、評価できるパドック。一方、A評価ゴールドギアは外枠に加えてうるさめで、パドックではいまいち。3着ステイフーリッシュは押さえなければならない印象。追い切りで完封されたドレッドノータスが良く見えたために引っ張られたところもあるかもしれないが、テンション以外は良く見せていた。2着マイネルファンロンは歩幅狭めだったが、動きは安定していた。

ポイント


マイネルサージュが若干出遅れ。マイスタイルが楽に先手を奪い、ドレッドノータスとマイネルファンロンが2列目。2コーナーで、マイスタイル、マイネルファンロン、ドレッドノータスが4馬身差で並ぶ隊列が出来上がり、馬群は縦長に。しかし、1000メートル通過は59.8とそれほど速くはない。3~4コーナーでマイネルファンロンが押し上げ、後続も詰めてくる。直線、マイネルファンロンがクビ差ほど前へ出る。しかしマイスタイルはそこから差し返し、見事に1着でゴールした。
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分析


勝ち時計の1:59.6は、平均レベル。良馬場では、59秒台後半から2分台前半が出ることが多く、その中では速い方だ。1000メートル通過の59.8は、マイスタイルのペースだろう。前後半は全くの同タイムとはいえ、スタートでタイムは出ないため、実質的に前半の方が速く流れた。そして結果は前残り。本来は前も後ろも力を発揮できるペースだったと考えられるが、後続が控えすぎたのが原因だろう。マイスタイルは1番人気とはいえ、単勝は500円と抜けた支持を受けておらず、マークは厳しくなかった。後ろから行った馬は3コーナー手前から脚を使わざるをえず、直線の伸びを欠いた印象だ。上がり3Fはメートルダールの35.2が最高。2位タイがステイフーリッシュとアメリカズカップの35.3。一方、マイスタイルは35.9だった。残り3Fで4馬身以上のリードがあり、これでは逆転できない。前走で一気に前をごぼう抜きにしたスズカデヴィアスは最後方のまま。前走時の上がり3Fは35.2(今回は36.2)だったが、前走並みの時計を出していても届かなかった計算になる。展開に恵まれたところはあるが、マイスタイルは強い競馬だった。3~4コーナーでペースを落として脚を保たせた田中勝春騎手の判断もはまり、最後に差し返した勝負根性はすばらしかった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/07/HakodateKinen.html

           

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