本記事は、2019年07月21日に函館競馬場芝1200mで開催される「函館2歳ステークス」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは2歳馬齢戦。登録馬は18頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は11頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
イーサンティラノ 54.0 【B】
函館W単走。動きは硬めだが体幹はしっかりしており、首もまずまず使えている。集中力もある。発汗は多め。
ケープコッド 54.0 【B-】
函館W単走。かなり軽い内容で、終いだけさらりと。まだ動きを教えている段階のようで、トモもゆるく、非力な印象を受ける。
ゴッドスター 54.0 【B+】
函館W併せの内。カーブで追い上げ並んで直線を向くと、一気に相手を抜き去り2馬身以上先着した。前脚を伸びやかに使えていて、四肢の可動域もまずまず。体型から1200は短いように見えるが、動きは良い。
スマートカーリー 54.0 【B】
函館芝併せの内。目の前を行かせた相手の後ろで折り合い、直線は馬なりに並んでアタマ差リード。終い並ばれて併入した。体はゆるめだが動きはやわらか。直線は余力十分できれいに加速できており、本番はもっと伸びられそう。ただ、ずっと舌を出していることは割引。
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タイセイビジョン 54.0 【A】
函館W3頭併せの外。カーブでまくって直線では大外から豪快に伸びた。中を完封し、内に1馬身先着。直線で追い出してから推進力が上に逃げる完歩が一度だけ見られたが、この時期の2歳馬であり許せる範囲。体は引き締まっており、現時点での完成度は高そう。
パフェムリ 54.0 【A】
函館W併せの内。直線を向くタイミングですっと1馬身前へ出ると、その後は相手を置き去りにした。レースセンスの良さそうな馬で、気分良さそうなピッチ走法。集中力も高い。
ビアンフェ 54.0 【B-】
函館W単走。がんばって走っていて好感の持てる馬。とはいえまだフォームがバラバラで、全身を連動した走りになっていない。
プリンスリターン 54.0 【B-】
函館W単走。体は太め。後脚はやわらかに使えている一方、前駆の力強さはまだまだで、推進力の向きが完歩ごとに変わる。
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メイショウナパワン 54.0 【D】
函館W単走。極めて軽い内容。体は仕上がっていそうだが、途中頭を上げる完歩もあり、強調材料には乏しい。
リュウノゲキリン 54.0 【B+】
函館芝単走。外に関係ない併せ馬が居て、その内に入ると楽に1頭を交わしてゴールした。四肢の可動域は狭めだが、前後の連動性は高く、動きはやわらか。スケール感のある動きをできている。
レッドヴェイパー 54.0 【B+】
函館W併せの内。カーブから荒々しい動きで、前を追い詰め最後まで活気十分な走り。半馬身先着してゴール後も脚色を保った。体は小さいものの、動きはパワフルで、勝負根性もありそう。