チューリップ賞 2021 レース回顧

2021年3月10日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
11メイケイエール牝354.01:33.8C1
15エリザベスタワー牝354.01:33.8B3
32ストゥーティ牝354.01:33.9B+4
412タガノディアーナ牝354.01:33.9B2
54シャーレイポピー牝354.01:34.1B-5
69シャドウエリス牝354.01:34.1B-11
77タイニーロマンス牝354.01:34.2-7
810マリーナ牝354.01:34.3B8
93レアシャンパーニュ牝354.01:34.4B-9
108テンハッピーローズ牝354.01:34.6B-6
1111バリコノユメ牝354.01:35.2A10
126エイシンピクセル牝354.01:35.4C12


総評


A評価1頭、B+評価1頭。 ストゥーティは4番人気で3着に入ったが、A評価バリコノユメはブービー。勝ったメイケイエールはC評価で参考にならない結果だったかもしれないが、メイケイエールはだれが見ても高評価はつけられない追い切りで、実際にレースでも制御が効かなかったので、この評価は間違いではなかったと考えている。
 

パドック


空前の低レベルなチューリップ賞という印象だった。500万下条件の方が良く見える馬が多く居そうなパドックから、いちおう1~3着馬を指摘することはできた。

ポイント


ストゥーティが好スタートから速めのペースで逃げ、外からシャーレイポピーが2番手。エリザベスタワーはその後ろで掛かり気味。これら3頭に、エイシンピクセルを加えた4頭がメイケイエールを包む展開になった。そのためかメイケイエールは向こう正面から大いに掛かり、武騎手が抑えきれない状態に。3~4コーナーの中間で前が開くと馬なりにハナへ進出してようやく落ち着いたように見えた。その後、直線はストゥーティを1馬身半程度離して楽な逃げ。後続が差を詰めて残り200メートル地点で半馬身以内まで迫ってくると、この馬の脚色も衰えたが、追いかける方も疲れるバテ合い展開。結局内から迫ったエリザベスタワーと同着でゴールした。
 

分析


勝ち時計の1:33.8は、稍重馬場を考えればまずまず。とはいえ内容は全く評価できない。メイケイエールは本来なら勝てない流れで粘り込み、抜けた能力を示したことになるがひどい掛かりようで、本番の桜花賞はかなりのハイペースにならない限り、自ら逃げることになるかもしれない。ただ、この馬が前に出た上がり3Fのラップは11.0-11.5-12.3。前に出て落ち着いたように見えただけで、ペースは速く、徐々に脚色をなくしていったことになる。1着同着のエリザベスタワーは内を突き、最後は川田騎手が懸命に追って同着止まり。3着ストゥーティも終いはバテてしまい、うまく立ち回りはしたものの本番で有力視できるかと言うと難しそうな印象を受ける。本番でペースが上がると面白そうなのは4着のタガノディアーナかもしれない。すでに5走しているが、有力馬を相手に常に好走していて、末脚は確か。今回も外目を通って上がり3Fの時計は1位タイだった。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2021/03/Tulip-Sho.html

           

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