フィリーズR 2021 レース回顧

2021年3月17日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
15シゲルピンクルビー牝354.01:20.7B8
28ヨカヨカ牝354.01:20.8B-2
313ミニーアイル牝354.01:20.9B11
44アンブレラデート牝354.01:21.0B5
53エルカスティージョ牝354.01:21.0D3
66クープドクール牝354.01:21.2B-13
718スティクス牝354.01:21.3C9
82テリーヌ牝354.01:21.3A14
916オパールムーン牝354.01:21.3B-1
109ラヴケリー牝354.01:21.4A7
1115エイシンヒテン牝354.01:21.5B4
121ゴールドチャリス牝354.01:21.5B+12
1310ヴァーチャリティ牝354.01:21.7B-16
1411ララクリスティーヌ牝354.01:21.8B-6
1512ブルーバード牝354.01:21.9B+15
1614ラストリージョ牝354.01:22.0B+18
1717フリード牝354.01:22.0B-17
187ポールネイロン牝354.01:22.1B10


総評


A評価2頭、B+評価3頭。 しかしすべて馬群に沈み、B→B-→Bの決着。全く参考にならない結果になってしまった。
 

パドック


出資馬のエルカスティージョが贔屓目なく、最も良く見えた。このレースはグリーンチャンネル解説者の声を聞きながらパドックを見ていたのだが、解説者さんも「ここまで良く見えるのは驚きです」というようなことを言ってくれていた。理想は勝つか3着だったのだが、直線伸びて5着まで。それでも強い競馬をしてくれた。

ポイント


エルカスティージョはゲートを五分に出たがわずかに右にささり、岩田康騎手はハイペースと読んだのだろう。すっと控えた。うまく折り合いはついたが、後方3番手まで下がってしまい、直線は前が詰まり外にはスペースのない最悪な状態。そこから馬群を割ってよく伸びたが、トップスピードに乗ることはできず、5着が精一杯だった。
 

分析


勝ち時計の1:20.7は、レースレコード。従来のレコードは1:21.0で、5着エルカスティージョまではレコード圏内で走ったことになる。前半3F33.7、800メートル通過時点で45.2というハイペース。上がり最速は最後方から大外を伸びた1番人気オパールムーンの34.5だった。横山典騎手も岩田康騎手と同様にペースを読んで下げたのだろうが、下げすぎた。とはいえ、道中後ろから3番目でエルカスティージョと並んでいたミニーアイルは大外を伸びて3着に来ており、人気ほどの能力はなかったのかもしれない。エルカスティージョは一度もトップスピードに乗ることなく、上がり3F34.7。このメンバーで上位の能力を示した。今回の収穫は下げて折り合いがついたことと、馬群を割ってくるレースセンス。勝負根性で脚を伸ばすタイプではなさそうで、センス良く馬群をさばく強い競馬をすることができた。Netkeibaなどの匿名掲示板ではいろいろ言われているが、岩田康騎手はペースを考えて乗ってくれたわけで道中下げた判断は責められない。直線も得意のイン突き一辺倒だったわけではなく、外の可能性も探ってくれていた。パトロールを見ると、あの時点で内を選んだ判断も正しかったと考える。きれいに馬群を割ってきて能力も把握してくれたはず。個人的には、これからも継続して乗ってほしい。5月生まれで伸び代は大きく、まだ2戦目。現状でも完成にはほど遠いようで、将来が楽しみになる結果になった。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2021/03/Fillies-Revue.html

           

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