東京新聞杯 2021 レース回顧

2021年2月10日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
110カラテ牡556.01:32.4B-5
24カテドラル牡556.01:32.4B+12
311シャドウディーヴァ牝554.01:32.6C3
413ヴァンドギャルド牡557.01:32.7B1
55トライン牡656.01:32.8B8
616サトノインプレッサ牡456.01:32.9B-9
712トリプルエース牡456.01:32.9B-2
89サトノアーサー牡757.01:33.0B-11
92サトノウィザード牡556.01:33.1-4
106プロディガルサン牡856.01:33.1B-14
1114エントシャイデン牡656.01:33.3A7
123ロードマイウェイ牡557.01:33.5C10
138ニシノデイジー牡556.01:33.5A13
141ダイワキャグニーセ758.01:33.6B6
157ショウナンライズ牡856.01:33.6B-16
1615エメラルファイト牡556.01:33.7B-15


総評


A評価2頭、B+評価1頭。 高評価はすべて人気薄で、その中からカテドラルが2着。1,3着はマイナス評価だったが、案外参考になった人は居たかもしれない。
 

パドック


カテドラルはパドックでも良い。追い切りC評価のシャドウディーヴァもパドックは良く見えた。しかし、勝ったカラテは抜け。動きはやわらかで上位と見てはいたのだが、耳を動かしていたのが気になってしまった。ニシノデイジーはパドックでも1番手にしたのだが、レースでは案外だった。

ポイント


スタートはばらけ、サトノウィザードとエントシャイデンが出遅れ。ダイワキャグニーが逃げ、トリプルエースが外から2番手。内からすっとトラインが上がり、最内2列目のポジションを取った。カラテは3列目で内外に馬を置かず5番手のポジション。直線はめまぐるしい展開。坂下でダイワキャグニーがトリプルエースとエントシャイデンにとらえられ、さらに外から一団が押し寄せる。大外シャドウディーヴァとその内カテドラルが抜け、最後に内から馬群を割ってカラテが差し切った。
 

分析


勝ち時計の1:32.4は、優秀。2F目から11秒台が継続する流れを、先行して脚をため、差し切ったカラテは強く、菅原明騎手はうれしい重賞初勝利になった。ただ、かなり運の良かった側面もある。4コーナーでヴァンドギャルドが外から並びかけてきたときに、鞍上のフォームが乱れて踏み遅れた。その結果、エメラルファイトの真後ろの位置取りになり、一旦は前が詰まっている内へ誘導。残り200メートル手前でようやく外にあいたスペースに気づき、そこを割って抜けてきた。坂は内で動けず、そのおかげで脚がたまり、結果的に平坦になってからパワー全開で前をとらえた内容に見える。とはいえ、道中のポジション取りと、前が詰まってもあきらめなかった姿勢は良く、ガッツポーズも初々しい。今回はいまいち評価できる騎乗ではなかったが、上手く乗ってくれるレースも多く、個人的には安心して買える騎手のひとり。だからこそ重賞でも信頼して乗せてもらえるのだろう。この世代は2人を除いてレベルが高い。さらなる活躍を期待したい。今後注目はエントシャイデン。今回は出遅れがすべて。直線は最後までこの馬なりに脚を使えており、先行できれば見直せそうだ。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2021/02/Tokyo-Shimbun-Hai.html

           

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