フェアリーS 2021 レース回顧

2021年1月14日木曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
19ファインルージュ牝354.01:34.4B3
215ホウオウイクセル牝354.01:34.8-8
31ベッラノーヴァ牝354.01:34.9B+6
48テンハッピーローズ牝354.01:35.1B1
56ネクストストーリー牝354.01:35.3B-11
67タイニーロマンス牝354.01:35.4B-5
74ニシノエルサ牝354.01:35.5B15
83アトミックフレア牝354.01:35.5C9
910シャドウファックス牝354.01:35.5B+4
105クールキャット牝354.01:35.5A2
1112ラストリージョ牝354.01:35.7B12
1211オプティミスモ牝354.01:36.0B-7
132プリティインピンク牝354.01:36.0B13
1416グロリユーノワール牝354.01:36.1-14
1513カラパタール牝354.01:36.3B-10
1614ビップエレナ牝354.01:39.0-16


総評


A評価1頭、B+評価2頭。 6番人気のB+評価ベッラノーヴァは3着にがんばったが、掲示板圏内は同馬のみ。2着は映像のなかったホウオウイクセルのため仕方ないところはあるが、参考になったのかどうなのかよくわからない結果になった。
 

パドック


1,3着馬は取り上げられたが、ホウオウイクセルはいまいち目立たず。クールキャットはパドックでも良く見せていたのだが、意味不明なタイミングでポジションを押し上げて沈んでしまった。馬が良くてもこれではどうしようもない。

ポイント


スタートは若干ばらけたが大きな出遅れはなく、アトミックフレアが行き脚つかずに目立ったくらい。ネクストストーリーが好スタートから先頭に立ち、それを交わしてタイニーロマンスが果敢にハナへ。外からシャドウファックスが続く。向こう正面でカラパタールが並びかけ、これら3頭が先行。クールキャットは向こう正面大捲り。大きなコースロスをしながら、3コーナーを少し過ぎたところで先頭へ。馬群は一団で4コーナーへ。クールキャットは残り200メートル地点まで粘ったが、そこまで。後方で脚をためていたファインルージュが力強く抜け出し、完勝した。
 

分析


勝ち時計の1:34.4は、例年並み。勝ったファインルージュは強い競馬だった。そもそもこのレース、シルクRの馬が3頭居たにもかかわらずルメール騎手が同じノーザンF生産のこの馬を選んだわけで、その時点で馬の能力評価が上回っていたのかもしれない。2着以下は大きく離されていたが、早めに仕掛けた馬は軒並み沈んでおり、4着に粘った1番人気テンハッピーローズは力を示した。そのほかでは、最後尾から大外を差して末脚に見どころのあったベッラノーヴァは今後に期待できるかもしれない。クールキャットは考えうる限り最悪な騎乗。ゲートを出て後方から。2コーナーまでぐんぐんと外へ持ち出し、内枠の利は皆無。向こう正面で大外をスパートして先頭に立ったが、タイニーロマンスが抵抗したため3~4コーナーの中間まで最内を奪えず、トータルで10馬身以上のコースロスになった。変なところで脚を使い、600~800メートルのラップが11.0。前半1000メートルは58.7になった。確かにクールキャットが動かなければスローペースになっていたかもしれないが、2番人気の馬がやるレースではないだろう。馬群に包まれるのを嫌った可能性もある。ただ、この時期はまだ経験を積む必要がある。乗り替わりで期待したいが、一度このような変なレースをすると馬がおかしくなることも多く、不安の残る1戦になった。出資者は相当に怒っているのではないだろうか。心中お察しします。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2021/01/Fairy-Stakes.html

           

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