本記事は、2021年01月11日に中山競馬場芝1600mで開催される「フェアリーステークス」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は16頭。以降の更新はありません。レースは3歳牝別定戦です。
1枠1番 ベッラノーヴァ 牝3 54.0 丸山【B+】
美浦ポリトラック併せの外。相手がいまいちスピードに乗れなかったのか、鞍上はコーナーを抑えて回り、ショートカットした相手とほぼ並走して直線へ。その後は折り合いに専念して併入も若干先着。ゴール後に手綱をゆるめると楽に前へ出た。全力で走った動きを見られなかったが、馬の能力はかなり高そう。折り合えた気性面を含めて評価は上げたい。
1枠2番 プリティインピンク 牝3 54.0 山田【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、並走して直線へ。前半は相手が迫ってくると根性を見せて抜かせなかったが、中盤あたりに手前を戻して食い下がろうとした完歩以降、その気配が消えた。何とか併入するも、ゴール後は前に出られた。まだ体力がついていない印象だが、コーナーで並びかけていってから直線前半までの活気と勝負根性には見ごたえがあり、評価は据え置きたい。
2枠3番 アトミックフレア 牝3 54.0 酒井【C】
栗東坂路単走。フォームはまだ安定しておらず、手前の替え方もぎこちない。繋もゆるく感じる。
2枠4番 ニシノエルサ 牝3 54.0 勝浦【B】
美浦坂路単走。左手前時は手前前肢に頼って体が右を向くが、右手前に替えると体幹がしっかりした動きになる。最後は鞍上が動きをセーブしようとしたのか手綱を引っ張り気味に進めたが、それでも最後まで活気を保ってしっかり駆けることができた。
3枠5番 クールキャット 牝3 54.0 津村【A】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は並ぶ2頭を2馬身差追走。舌を出しながらの走りではあるが、動きは伸びやかでスムース。一瞬で突き抜けて両馬を置き去りにした。
3枠6番 ネクストストーリー 牝3 54.0 杉原【B-】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線はほぼ並ぶ2頭を3馬身差追走。中と併入し、外に2馬身遅れも、ゴール後交わすところまでやった。コーナーで置かれかけた上に直線で頭を上げる完歩があり、まだ鞍上の指示どおりに動けていない印象で、動きも荒削りだが、スケール感はまずまずある。
4枠7番 タイニーロマンス 牝3 54.0 内田博【B-】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線はクビ差追走。一杯に追う相手に対し、ほぼ馬なりに前に出てアタマ差先着。ただ、ゴール後に並ばれたところで前に出ようとする気配はなかった。肩の可動域は硬め。
4枠8番 テンハッピーローズ 牝3 54.0 福永【B】
栗東坂路単走。若干左右へのぶれはあり、完全にまっすぐに走れているわけではないが、脚元はパワフル。2馬身ほど前に居た併せ馬を植え込み側から抜き去った。終い少し疲れたが、悪くない内容。
5枠9番 ファインルージュ 牝3 54.0 ルメール【B】
美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中を通り、直線は外から4分の3馬身差ずつ追走。じわりと動いて外と併入。中に半馬身先着した。ゴール後は半馬身ほど前に出て両馬を従える形で動くことができた。馬格の割に管は細く、動きも硬めだが、内容は良い。
5枠10番 シャドウファックス 牝3 54.0 大野【B+】
美浦W併せの内。馬場の内目を通り、直線は1馬身差追走。すっと並びかけて前に出ると、そのまま4分の3馬身先着した。脚元の回転力は高く、気合い乗りも良い。
6枠11番 オプティミスモ 牝3 54.0 藤井勘【B-】
栗東坂路単走。体の向きはまっすぐで軽快に駆けられてはいるが、その反面、着地も蹴りもまだ非力な印象を受ける。
6枠12番 ラストリージョ 牝3 54.0 柴田大【B】
美浦W単走。馬場の外側を通って直線へ。首の上下動幅は安定しないが、脚元のスピード感はある。最後までしっかり脚を伸ばし、きれいな後傾ラップを刻めた。
7枠13番 カラパタール 牝3 54.0 横山武【B-】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。軽く促しながら併入したがスピードは出しておらず、終いの動きは相手に見劣った。軽い内容なので仕方ないところはあるが、肩の可動域が狭い。
7枠14番 ビップエレナ 牝3 54.0 菊沢【-】
映像なし
8枠15番 ホウオウイクセル 牝3 54.0 丸田【-】
映像なし
8枠16番 グロリユーノワール 牝3 54.0 野中【-】
映像なし
参考ステップレースの結果