本記事は、2020年11月07日に東京競馬場芝1400mで開催される「京王杯2歳ステークス」(G2)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは2歳馬齢戦。登録馬は21頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は13頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
オリアメンディ 54.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線は1馬身差追走。軽く促す程度で馬なりの相手と併入し、その後前へ出た。馬場がかなり荒れていて脚を取られる完歩は見られたが、後脚は伸びやかでリラックスして駆けられている。
クムシラコ 55.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。まだ体幹はしっかりしておらず、フォームの安定性もいまいちだが、活気は十分。最後まで積極的に動き、クビ差先着した。
ストライプ 54.0 【B】
美浦坂路併せ。頭は高めだが四肢の可動域はまずまずあり、着地は力強い。体もふっくら見せている。最後まで安定した走りでアタマ差先着した。
タマダイヤモンド 54.0 【B-】
美浦W単走。馬場の外側を通って直線へ。首の角度は良い。一方、脚元は恐る恐る走っているような印象で、着地にも蹴りにも力強さがない。
ファルヴォーレ 55.0 【B】
栗東坂路単走。脚元はキビキビと動けていて、首を完全に上下動できるようになればより良くなりそう。終い少し疲れたが、鞍上が強めの肩ステッキを2発入れて最後までまじめに駆けられた。
ブルーシンフォニー 55.0 【B+】
美浦W併せの外。馬場の外側を通り、直線は2馬身差追走。鞍上は持ったままで1馬身先着した。首をリズム良く使って後脚は伸びやか。前脚をもう少し前で着地できるようになればより良くなりそう。
モントライゼ 55.0 【A】
栗東CW単走。首の角度は良く、体に幅もあり見栄えする馬。四肢の使い方はやわらかで、前後のバランスも良い。
ユングヴィ 55.0 【B】
美浦坂路併せ。コロコロ手前を替えながらではあるが、それによるスピードロスはそれほどなく、体の向きはまっすぐ。進行方向に向かってまっすぐ進めており、左右へのぶれもない。最後までしっかり駆けて半馬身先着した。
リフレイム 54.0 【A】
美浦北C(ダート)単走。問題の馬だが、前走どおりまっすぐ駆けられている。暴走する心配はあまりなさそうだ。トモは厚く見栄えし、やわらかな筋肉にまとわれている。ダートでの動きが良く、将来ダートを走るかもしれないが、ここでも。動きはやわらかでレース間隔が詰まっていることも問題なさそう。
リメス 55.0 【B-】
栗東坂路併せ。ラチ側を逃げて1馬身先着した。相手に来られると怖がるタイプのようで、前半に相手に馬体を寄せようとするとラチ側へ逃避し、その後はラチ側を逃げに逃げた。抜かせない勝負根性というより、怖がっているように見えてしまう。絡まれると脆そうだが、すんなり逃げられればしぶとそう。
リンゴアメ 54.0 【B-】
美浦W単走。コーナーを逆手前で回り、そのまま最後まで左手前。馬なりの内容で頭は高く、前さばきは硬い。後脚はまずまずやわらか。
ルクシオン 54.0 【B】
栗東坂路併せ。ちょこまかとした動きで、終始舌を出している。一方、操縦性は高そうで、植え込み側から1頭交わしてラチ側を走る相手に馬体を寄せに行き、しっかり折り合ってアタマ差先着する好内容。全体のタイムもまとめた。
レガトゥス 55.0 【B+】
美浦W3頭併せの中。美浦W3頭併せの中。馬場の内目を通り、直線は外から半馬身差ずつ追走。手ごたえ良く外と並んで内に半馬身先着。その後外より前に出て、伸びてきた内に抜かせなかった。筋肉量が豊富で脚元の回転力も高い。
参考ステップレースの結果