新潟2歳S 2020 レース回顧

2020年9月1日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
111ショックアクション牡254.01:34.6B+2
29ブルーシンフォニー牡254.01:34.9A1
35フラーズダルム牝254.01:35.0B3
44ファルヴォーレ牡254.01:35.6B10
51シュヴァリエローズ牡254.01:35.7D4
66セイウンダイモス牡254.01:35.7B-9
73ロードマックス牡254.01:35.8B6
810ブルーバード牝254.01:36.4B+5
97ハヴァス牡254.01:36.7B-7
102ジュラメント牝254.01:37.1B-8
118タイガーリリー牝254.01:37.3B11


総評


A評価1頭、B+評価2頭。 1,2,3番人気が2,1,3番人気の順番で決まり、評価はB+,A,Bの順。シュヴァリエローズの不安点は枠順でなく騎手と見ていて、出遅れから終始内を通る意味不明なレース運びで惨敗した。
 

パドック


シュヴァリエローズはごくふつうに歩けていて、問題なし。あとはこわい馬を探すのだが、ショックアクションがやはり良く見える。相手はこの馬で、ブルーバードは細くブルーシンフォニーは少し硬いため、これら2頭には勝てるだろうと見ていたのだが。人気薄で4着に好走したファルヴォーレは、唯一うるさめだった馬。活気ありと見るかどうかで、評価は微妙だったが1人で引けていてうるさすぎはせず、パドックでも上位だった。3着フラーズダルムはまだゆるい印象だった。

ポイント


シュヴァリエローズが出遅れ。デムーロ騎手は終始ハミを取らなかったとコメントしたが、前走はまともに走ったわけで、ハミを受けやすいように導くのも騎手の仕事である。さらに問題なのは各馬が馬場の良い外へ持ち出したのに対し、最後方から行ったにもかかわらず内でステッキを入れ続けたことだ。内と外は畦道と稲刈り後の田んぼくらい違う馬場であり、外に持ち出すロスを考えても勝つなら外だった。逃げたハヴァスは直線失速し、先行して好位でレースを進めたショックアクションが抜け出して完勝した。
 

分析


勝ち時計の1:34.6は、十分。内が荒れていて外に出しての時計で、通常時のマイル戦より長い距離を走っているため、時計がかかるのは問題ない。ハープスターもこのレースは1:34.5で勝っていた。ショックアクションは抜け出すフォームが伸びやかで、このメンバーでは能力上位であることを示した。問題のシュヴァリエローズだが、Netkeibaの予想オッズでは1番人気。それが4番人気になったのは川田騎手が継続騎乗しなかったためでもあるだろう。心配なのは2戦目で強いステッキを何度も入れられて競馬が嫌いにならないかどうか。精神面を含めての立て直しになりそうだが、力負けの印象はなく、この結果でダービーをあきらめることはない。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/08/Niigata-Nisai-Stakes.html

           

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