京王杯2歳S 2020 レース回顧

2020年11月11日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
16モントライゼ牡255.01:21.8A2
217ロードマックス牡255.01:21.8A9
316ユングヴィ牡255.01:21.9B5
414ストライプ牝254.01:21.9B7
511リフレイム牝254.01:22.0A1
610ジャガード牡255.01:22.6-10
715レガトゥス牡255.01:22.6B+6
818ブルーシンフォニー牡255.01:22.7B+3
99ファルヴォーレ牡255.01:22.7B12
103マツリダスティール牡255.01:22.8-13
1113クムシラコ牡255.01:22.9B16
124リンゴアメ牝254.01:23.1B-4
138オリアメンディ牝254.01:23.3B18
141ロンギングバース牡255.01:23.3C14
155ニシノガブリヨリ牡255.01:23.5-8
1612タマダイヤモンド牝254.01:23.7B-17
177プルスウルトラ牡255.01:24.1B-15
182リメス牡255.01:25.8B-11


総評


A評価3頭、B+評価2頭。 インフレ気味の評価になったが、A評価3頭はすべて掲示板。9番人気のロードマックスが2着に来て、リフレイムは騎手の能力差で負けただけ。B+評価の2頭はわずかに掲示板に届かなかったが、マイナス評価は軒並み沈んでおり、かなり参考になったのではないだろうか。
 

パドック


パドック評価はいまいち。ストライプは惜しくも4着だった。勝ったモントライゼはパドックでは発汗きつく入れ込み気味でいまいち良く見えなかった。最後尾を歩かせてもらっていてテンションの高い馬は大きな割引だが、能力は高いのだろう。3着ユングヴィはゆるめで雰囲気ももっさりしていた。

ポイント


リメスが押して先頭に立ち、モントライゼは発汗目立つが楽な手ごたえで並んで行き、手ごたえ良く控えて2番手。各馬内を開けて3~4コーナーを回り、直線入り口で馬群は凝縮。モントライゼは依然楽な手ごたえで、馬なりに先頭へ。リフレイムは後ろから進出を図るが、そこに被せたのがロードマックス。リフレイムの進路を合法的にブロックし、その後しっかり脚を伸ばした。その際にリフレイムは内にスペースができたのだが、木幡巧騎手は外にこだわりつづけて追い出しが遅れた。その結果脚を余して5着まで。後続は詰めたがモントライゼが早め先頭から押し切った。
 

分析


勝ち時計の1:21.8は、例年並み。ルメール騎手はここ5年で4勝。2018年は騎乗馬がおらず、すべて3番人気以内とはいえ、乗れば必ず勝っている。勝ったモントライゼは目標にされて押し切る強い内容。2着ロードマックスは岩田望来騎手の好騎乗。1番人気でしかもいつよれるかわからないリフレイムに敢然と並んで行き、最後まで一直線に追ってきた。このペースで成長すると、数年でルメール騎手に並ぶレベルになる。コロナが落ち着けば、長期で欧州修行に出てほしいが、それまでにタイトルが欲しい。チャンスは近いだろう。最も馬の能力が高いのはリフレイム。着差は0.3で、ふつうに走っていれば2馬身程度の差をつけて完勝していた計算になる。直線のコース取りはひどかった。ロードマックスに並ばれてから、まっすぐ追って馬と馬の間を割ろうとすることで次につなげる選択肢もあった。しかし、ロードマックスが前を出るのを待って外へ出したことでさらなるロスがあり、経験も積めなかった。そもそも9番人気の馬が前に出るのを待つという判断があり得ない。初戦の逸走があり、騎手を代えにくいところはあるだろうが、逸走させた騎手がずっと乗っているという見方もできる。陣営は次走をどう判断するだろうか。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/11/Keio-Hai-Nisai-Stakes.html

           

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