本記事は、2020年09月05日に札幌競馬場芝1800mで開催される「札幌2歳ステークス」（G3）の追い切り評価最終版です。出走馬は14頭。以降の更新はありません。レースは2歳馬齢戦です。
1枠1番 ピンクカメハメハ 牡2 54.0 武豊【A】
札幌芝単走。まだ線は細いが体幹はしっかりしており脚元は素軽い。集中力も豊富。少しピッチな走りでマイルくらいの方が合うかもしれないが、脚は長くこの距離はこなせそう。繋もきれいに返っている。
2枠2番 ヴェローチェオロ 牡2 54.0 大野【-】
映像なし
3枠3番 ジオルティ 牡2 54.0 ルメール【C】
札幌芝併せの外。並走して直線を向き、そのまま併入した。終いに軽く合図を送ったが反応はなかった。体も細く非力な印象。
3枠4番 カガフラッシュ 牡2 54.0 江田照【B-】
札幌芝3頭併せの内。外はコスモアシュラ。直線は外から半馬身差ずつ追走。外にアタマ差、中に1馬身先着した。やわらかに動けているが、トモは薄く後脚はまだ非力。推進力も上に逃げる。
4枠5番 スライリー 牝2 54.0 石川【B】
札幌芝併せの内。直線1馬身差追走し、少し差を詰めて軽い肩ステッキを入れたが、それほど加速せず差を広げられ、最後は1馬身遅れた。後脚を着地後高く蹴り上げる特徴的なフォームで、動きは悪くはないのだが内容がいまいち。タイムは出ており相手が動きすぎただけかもしれないが、評価は据え置きたい。
4枠6番 バスラットレオン 牡2 54.0 坂井【B】
札幌ダート併せの内。直線1馬身差追走し、一本調子に伸びて併入した。最後まで手前を替えなかったが、頭は低く保てており集中して駆けられている。
5枠7番 コスモアシュラ 牡2 54.0 丹内【B】
札幌芝3頭併せの外。内はカガフラッシュ。直線は外から半馬身差ずつ先行。内にアタマ差遅れ、中に1馬身ほど先着した。動きは少し重いが体にボリューム感があり脚元はパワフル。ゆったりと動けている。
5枠8番 ユーバーレーベン 牝2 54.0 戸崎圭【B+】
札幌芝併せの内。コーナーをショートカットして並走して直線へ。追い比べに持ち込んでクビ差先着した。並んでからの勝負根性はあり、相手を目標に据えると動きが変わった。脚元の回転力は高い。
6枠9番 ウインルーア 牝2 54.0 横山武【B】
札幌芝3頭併せの中。ほぼ並走して直線を向き、外と併入、内に1馬身先着した。首の使い方はまだ下手で、頭も高め。にもかかわらず、鞍上が手綱を短く持って首を使うように促さないことは気になる。脚元はキビキビと動けていて良く見えるが、内容を含めて評価は据え置きたい。
6枠10番 リキサントライ 牡2 54.0 柴山【B-】
札幌芝併せの外。直線1馬身差先行し、じわりと進めて併入した。バランスは悪くないが動きは重めで相手のためにやったような内容。
7枠11番 ウイングリュック 牡2 54.0 和田竜【A】
札幌ダート併せの内。コーナーでがまんし、半馬身程度追走して直線を向くと、軽く仕掛け。反応は良く、馬なりに相手を突き放し、置き去りにしてゴールした。お腹周りは少し細いかもしれないがトモの長さは十分で、やわらかに駆けられている。長距離体型で距離は延びてさらに良さそうな形。
7枠12番 ヴィゴーレ 牡2 54.0 池添【B】
札幌芝3頭併せの内。2頭を1馬身差程度追いかけ、鞍上は手綱を短く持って促し、馬の行く気に任せて追走。4分の3馬身程度遅れた。遅れはしたが集中力は十分で気配は悪くない。
8枠13番 ソダシ 牝2 54.0 吉田隼【A】
札幌芝併せの外。コーナーでまくって直線半馬身差前に出ると、そのままパワフルに加速して1馬身半先着した。白毛で目立つ馬。管は太く脚元の力強さも十分で牝馬には見えない。気になるのは距離で、ストライド走法というわけでもなく1800メートルは少し長いかもしれない。それでも動きは良く評価は高くつけたい。
8枠14番 アオイゴールド 牝2 54.0 団野【B】
札幌ダート併せの内。直線1馬身差追走し、アタマ差先着した。追ったほど伸びない印象はあり、手前を替えるのに時間を要したが、十分に負荷をかけられている。
参考ステップレースの結果
