ローズS 2020 レース回顧

2020年9月22日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
11リアアメリア牝354.01:59.9B3
213ムジカ牝354.02:00.2B+14
38オーマイダーリン牝354.02:00.4-11
415デゼル牝354.02:00.4A4
59クラヴァシュドール牝354.02:00.5B2
65リリーピュアハート牝354.02:00.5B+5
711アカイイト牝354.02:00.6B12
82フィオリキアリ牝354.02:00.6B7
918ラインオブダンス牝354.02:00.6C13
1014シャレード牝354.02:00.8-9
113フアナ牝354.02:01.0B-1
1210アブレイズ牝354.02:01.1B-6
134ヤマニンプティパ牝354.02:01.3-18
1416シャムロックヒル牝354.02:02.3-15
156セウラサーリ牝354.02:02.3B10
1612チャイカ牝354.02:02.3B-16
1717エレナアヴァンティ牝354.02:02.5A17
187ウーマンズハート牝354.02:04.0B+8


総評


A評価2頭、B+評価3頭。 3着は映像がなかったため仕方なく、3番人気で川田騎手騎乗のリアアメリアの勝利。2着にB+評価で14番人気のムジカが入り、使いようによっては参考になったかもしれない。
 

パドック


Twitterに書いたとおりで、いまいちな馬が多かった。2着ムジカは-4キロで細く見えた。3着オーマイダーリンもペタペタとした着地でそれほど良くは見えなかった。

ポイント


エレナアヴァンティの逃げ。リアアメリアは一旦ヤマニンプティパの後ろになったが、掛かったわけでもなくすっと1コーナーで交わしに行くと、向こう正面では2番手につけてレースを進めた。ムジカは中団内。ウーマンズハートはその後ろ。3~4コーナーで馬群は凝縮し、リアアメリアは先頭で直線へ。そのまま後続を突き放して圧勝した。
 

分析


勝ち時計の1:59.9は、1000メートル通過1:00.9のスローペースを考えればまずまず。難しいのはスローにもかかわらず先行勢がリアアメリアを除いて全滅していることで、1000メートル通過後のラップは12.4-12.1-11.6-11.3-11.6と徐々に加速していた。上がり3Fはほぼリアアメリアのラップで、最後の1Fは押してはいたがステッキをほとんど使っておらず、それでも11秒台を出せたことを評価したい。デアリングタクトと同じ位置からスパートしても勝てないと見て、今回は本番を見据えたレース運びを試したのだろう。きっちりと結果を出し、2着以下を大きく離しての完勝。レースでは折り合えており本番も楽しみだが、パドックではかなりテンションが高く、レースを使ってテンションがさらに上がってしまう危険性はある。今回権利を取ったムジカとオーマイダーリンは賞金順位下位で、レイパパレの出走は微妙な情勢になってきた。レイパパレはオーマイダーリンに勝っており、このメンバーでも能力は上位のはずなのだが。問題は4着のデゼル。武騎手の批判はタブーのようで、だれも何も言わないが、おそらくリアアメリアと馬の能力が比肩するのはデゼルだろう。外を回したのは枠の関係上仕方ないにしても、ゴール前でわずかだが左へよれ、その後右へ流れながらゴールしたことは指弾すべきだ。差し届かず脚を余しての負けは騎手の責任。最後まで推進力を制御し、前に向けていられれば3着はあった。賞金順で本番には出られる見込みで、消耗も少なく、展開次第では逆転の可能性もありそうだ。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/09/Rose-Stakes.html

           

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