チャンピオンズC 2019 レース回顧

2019年12月4日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
15クリソベリル牡355.01:48.5B+2
211ゴールドドリーム牡657.01:48.5A1
34インティ牡557.01:48.7B3
43チュウワウィザード牡457.01:48.8B+5
512キングズガード牡857.01:49.1B13
66オメガパフューム牡457.01:49.2B+4
716ヴェンジェンス牡657.01:49.2B-10
81タイムフライヤー牡457.01:49.2B8
98ウェスタールンドセ757.01:49.2B-6
1015ロンドンタウン牡657.01:49.3B-14
117ワンダーリーデル牡657.01:49.4B-11
122モズアトラクション牡557.01:49.9C12
1310ミツバ牡757.01:50.3B15
1413ワイドファラオ牡355.01:50.3D9
159サトノティターン牡657.01:50.5A7
1614テーオーエナジー牡457.01:51.8C16


総評


A評価2頭、B+評価3頭。加えて、本追い切りでワンダーリーデルは評価を下げたとはいえ、1週前B+評価だった。一方、2週連続プラス評価は3頭。2着ゴールドドリームが2週連続A。クリソベリルとオメガパフュームが同B+だった。3着インティは1週前Cから本追い切りBで何とか態勢は整ったとコメントしており、1~3番人気の固い決着だったが、参考になった人は居たかもしれない。

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パドック


活気のいまいちな馬が多く、GIらしい雰囲気ではなかった。その中で最も良く見えたのがキングズガード。結果は13番人気で5着。1~6着に1~5番人気が入る中、人気薄で唯一がんばった馬で、悔しい結果になった。1着クリソベリルは+11キロで太くは感じなかったが、落ち着きすぎていて可もなく不可もない印象。3着インティも雰囲気は同様。2着ゴールドドリームはコメントしたとおり、発汗の割引と気合い乗りのプラスで相殺。追い切り良く十分に信頼できるパドックだった。

ポイント


インティが楽に先行。クリソベリルはチュウワウィザードがポジションを主張しなかったため最内を確保し、インティの後ろにつける。ゴールドドリームは先団でクリソベリルを見ながらチュウワウィザードの外にポジションを取った。隊列は崩れずインティのペース。直線。インティが加速し、後続を少し離したが、勝負はそこからだった。クリソベリルは追い出しをがまんし、内と外どちらからでも差せる位置につけ、外からゴールドドリームが来たタイミングで外を選択。2頭の間に入れて勝負根性を引き出し、きっちりと差し切った。

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分析


勝ち時計の1:48.5は、優秀。このレースが中京の1800メートルで開催されるようになって初めての40秒台で、3年連続1:50.1だった勝ち時計を1.6秒上回った。古馬の間を割って伸びたクリソベリルは強い内容で、着差はわずかでも能力上位であることを十分に示した。川田騎手は、これでようやく今年初めてのGI制覇だ。2着ゴールドドリームも強い内容。インティも能力の高さを見せた結果になった。一方、4着チュウワウィザードは問題の多い内容だった。スタンド前でポジションを主張しておけば、クリソベリルは1頭分外を走るか、ポジションを下げるしかなかった。道中は最内で問題なく回ってきたが、最後の直線は悲惨。最内にスペースがあったにもかかわらずテーオーエナジーに迷惑をかけながら4頭分外に出したロスは極めて大きい。早めに仕掛けて内で進出し、クリソベリルの進路を外に限定することもできたわけで、ふつうに走らせていれば少なくともインティには先着できていたはずだ。馬の能力は上位3頭に匹敵すると考えられる。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/11/Champions-Cup.html

             

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