2着【A:1人気】3番 バスタータイプ 1:52.8
3着【B:2人気】8番 ドコフクカゼ 1:52.9
4着【B:3人気】7番 イッシンドウタイ 1:53.0
5着【C:5人気】14番 クリノスターオー 1:53.2
6着【B-:12人気】10番 キープインタッチ 1:53.3
7着【映像なし:15人気】2番 ヒラボクプリンス 1:53.4
8着【B+:11人気】16番 トウショウフリーク 1:53.4
9着【映像なし:6人気】13番 モズライジン 1:53.4
10着【映像なし:13人気】11番 キクノソル 1:53.5
11着【C:4人気】9番 サンマルデューク 1:53.6
12着【B:9人気】15番 マイネルバウンス 1:54.0
13着【B:7人気】5番 マイネルクロップ 1:54.0
14着【B-:10人気】12番 ソロル 1:54.1
15着【B-:14人気】1番 キングヒーロー 1:54.5
取消 6番 グランドシチー
A評価1頭、B+評価2頭。A評価は1番人気だが、B+評価はどちらも人気薄。B+→A→Bで決まったので、まずまずの結果になった。
パドックで最も良く見えたのは、バスタータイプだった。毛ヅヤが良く見栄えのする馬体で、歩様のバランスが良い。続いてトウショウフリーク。休み明けだがB+評価した追い切りは良く、外を回って気配良好。1点だけ気になったのは、太さ。おなか回りが若干丸く、マイナス体重ではあったが、もう少し絞れるのではないか、と感じた。休み明けマイナス体重なのに太く感じるケースはたまにある。人間と同様に、贅肉より筋肉の方が重いためかもしれない。基本的にマイナス評価だが、今回は周回コースも歩様も問題ない、いいパドックだった。負けたが。ショウナンアポロンも問題ない。少し浮いて垂れ下がる理想的な尾の雰囲気だ。
レース。ショウナンアポロンが好スタートから先頭へ。外からクリノスターオー、トウショウフリークはその外。バスタータイプは内へ。鞍上の内田騎手は手綱を引っ張り、行かせないようにコントロールしている。馬群は崩れず、前半1000メートルは1:03.3。2つのカーブで先行し外を回したトウショウフリークは、すでに厳しい。最後の直線、ショウナンアポロンが引き離しにかかる。バスタータイプは迫るが脚色は同じに。この2頭を追って内からイッシンドウタイが迫るも、外から最後に一伸びしたドコフクカゼが3着に入った。
勝ち時計の1:52.7は、昨年のマイネルクロップと並び、過去10年で最も遅かった。このレースは稍重以下の馬場で行われることが多く、単純に比較はできないが、中山ダ18000で開催されるようになって以来、1分53秒以下になったのは2度しかなく、下から3番目タイであることは事実だ。勝ったトウショウフリークは、スローペースに落とし込ながら、ペースの乱高下を避け、常に1F12秒台のラップを刻んだ。外を回した馬と後ろからの馬には厳しい。一方、2着のバスタータイプは、大物感あふれる追い切りとパドックだったが、内でがまんて最後はそれほど伸びず。重賞の壁はあるのかもしれない。3着のドコフクカゼは、上がり最速のいつものパターンで伸びてきた。今回はスローでも自分の形で着を確保したわけで、内容のあるレースになったと言えるだろう。
ショウナンアポロンは、尾の雰囲気がとても良かった。 |
バスタータイプ。パドックでも目立っていた。どこまで成長するか楽しみだ。 |
ドコフクカゼの厩務員さんはスーツを着ていない。それでも3着に来た。 |
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/03/MarchStakes.html