2着【B:2人気】6番 ミッキーアイル 1:06.8
3着【B+:3人気】8番 アルビアーノ 1:07.1
4着【B:16人気】10番 アクティブミノル 1:07.1
5着【B+:5人気】13番 エイシンブルズアイ 1:07.2
6着【B-:14人気】9番 ティーハーフ 1:07.3
7着【B:6人気】5番 スノードラゴン 1:07.3
8着【B:10人気】11番 レッツゴードンキ 1:07.4
9着【A:4人気】12番 ウリウリ 1:07.4
10着【B:17人気】14番 アースソニック 1:07.4
11着【B+:7人気】18番 ハクサンムーン 1:07.5
12着【B:15人気】17番 ヒルノデイバロー 1:07.6
13着【B:12人気】2番 ウキヨノカゼ 1:07.7
14着【B-:11人気】1番 ブラヴィッシモ 1:07.7
15着【C:18人気】16番 スギノエンデバー 1:07.8
16着【B-:9人気】15番 ローレルベローチェ 1:07.9
17着【B-:13人気】3番 サクラゴスペル 1:08.1
18着【C:8人気】7番 サトノルパン 1:08.2
A評価1頭、B+評価3頭。B-,Cのマイナス評価をつけた馬も多く、GIにして寂しい内容になった。そのB-評価、ビッグアーサーが優勝。この馬は、コメントではフォローしていたが、追い切りはいつもバタバタして、まっすぐに走らない。これからも同じような感じだとプラス評価することはないはずで、注意が必要だ。いちおう、コメントには毎回入れておくつもりだ。1,2,3番人気の人気順で決着。荒れそうなレースは、こういう結果になることがよくある。
パドック。この日はマーチSのパドックをじっくり見ていたので、終わってからレーシングビューアーで確認したので、予断が入っているかもしれない。リアルタイムで見ていた仲間からは、「さすがにGIだけあって、みなさん良く仕上がっている。最低人気のスギノエンデバーですら良く見える。レッツゴードンキは買いたい感じ」という連絡が入っていた。確かに、レッツゴードンキは良い。外を回って毛ヅヤもピカピカ。これは買ってしまいそうになる。その後ろ、ウリウリは甘える仕草を見せていまいち。舌を出していたのはウキヨノカゼとアクティブミノル。アクティブミノルは4着に激走したが、この馬の舌の出し方は妙で、前に出している。舌を前に出す人気薄の馬は狙えるのだろうか。ふつう、舌は横に出すため、滅多にお目にかかれないケース。今後検証してみたい。スノードラゴンは、いい意味で締まっているのだが、マイナス体重以上に細く、小さく見えた。
レース。好スタートを見せたローレルベローチェが勢いよくハナを奪う。それを追ってハクサンムーン。ミッキーアイルは内でじっと折り合う。前半3Fメートルは32.6で通過。直線。逃げた2頭は真ん中へ持ち出し、内外から差せる展開。外へ持ち出したミッキーアイルが先頭に並びかける。さらに外からビッグアーサーが襲いかかる。この2頭が後続を離し、3着争いは内外に分かれたが、内から伸びたアルビアーノがアタマ差制した。
勝ち時計の1:06.7はレコード。有力馬の回避は続いたが、GIにふさわしい好レースになった。これまで重賞では勝ちきれなかったビッグアーサーは、初の重賞制覇をGIで。快速の中京馬場の、ハイペース展開を見事に差しきった。デビュー戦を除き、すべて1番人気に指示されてきた馬。ようやくファンの期待にこたえたことになる。前につけながらしっかり伸びて2着に入ったミッキーアイルも十分に評価できる好内容だった。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/03/TakamatsunomiyaKinen.html