着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | ウインブライト | 牡4 | 56 | 1:47.6 | B+ | 2 |
2 | 10 | アエロリット | 牝4 | 55 | 1:47.6 | B | 5 |
3 | 8 | マルターズアポジー | 牡6 | 56 | 1:47.6 | B- | 6 |
4 | 2 | サクラアンプルール | 牡7 | 57 | 1:47.8 | B+ | 4 |
5 | 4 | ペルシアンナイト | 牡4 | 57 | 1:47.9 | B | 1 |
6 | 7 | ディサイファ | 牡9 | 56 | 1:47.9 | B- | 8 |
7 | 9 | ショウナンバッハ | 牡7 | 56 | 1:48.0 | B | 9 |
8 | 3 | ヴィブロス | 牝5 | 56 | 1:48.1 | B | 3 |
9 | 1 | マイネルサージュ | 牡6 | 56 | 1:48.1 | B | 10 |
10 | 6 | マイネルハニー | 牡5 | 56 | 1:48.6 | B | 7 |
総評
A評価なし、B+評価2頭。追い切りで抜けた馬はおらず、競馬コンシェルジュの辻三蔵氏は全頭B評価をつけていた。プロが見てもそうなのだから、大きく外してはいないのかもしれない。
パドック
アエロリットとウインブライトが良く見えて1,2着。パドックは正解だった。気になったのはペルシアンナイトで、返し馬を終えた待機所の映像では舌を出していた。ハミが合っていないのかもしれない。能力はこのメンバーで上位のはずで、次走口元に注目したい。3着マルターズアポジーは確かに落ち着いていたのだが、それほど良くは見ていなかった。心理的な作用もあったのかもしれない。武士沢騎手が乗らなければロマンがないではないか。柴田善臣騎手は信頼できる騎手だと考えているけれど、マルターズアポジーには武士沢騎手がやっぱり似合う。
ポイント中山記念、アエロリットが2人引きで気合い乗り良し。少し入れ込んでいるかもしれませんが1800メートルでギリギリです。ウインブライトがリラックスした周回。ペルシアンナイトは口元の泡が気になります。小島太師最後の重賞、ディサイファは静かないい気配です。— jphb (@jphb_oikiri) 2018年2月25日
マイネルハニーが出遅れ。ペルシアンナイトも遅れた。隊列はすぐに決まった。マルターズアポジーが逃げ、アエロリットが2番手。1~2コーナーで差は開き、向こう正面では前2頭の差は2~3馬身、そこから3番手ディサイファまで6馬身ほど。3~4コーナーで多少は差が詰まり、前の2頭は4コーナーでペースをゆるめて息を入れた。それでも直線を向いたときにマルターズアポジーは2馬身のリード。アエロリットはウインブライトが並んでから追い出し。ペルシアンナイトは大外へ。内の攻防。残り200メートルでウインブライトがマルターズアポジーをとらえる。さらに脚をなくしたかに見えたアエロリットがゴール寸前で2着に浮上した。
分析
勝ち時計の1:47.6は、まずまず。前年のネオリアリズムと同タイムだ。2016年ドゥラメンテが1:45.9、2011年ヴィクトワールピサが1:46.0を同じく良馬場で記録しているが、これら2頭と比べるのはさすがに酷だろう。前半59.2は、ハイペースではあるのだがマルターズアポジーのいつものペース。今回は11秒台中盤のラップを刻み、7F目に12.2と一旦ペースダウンさせている。このおかげで脚が残ったのか、それともこのタイミングで差を広げられず、逃げ切るチャンスを失ったのか、評価は分かれるだろう。アエロリットは+18キロ。追い切りを見たときに多少のプラス体重は成長分と見たいと感じたのだが、多少ではないプラス体重。500キロを超えて出てきた。ただパドックでは良く見せ、パワーアップした印象。左回りでは連を外しておらず、牝馬の斤量55キロは実質的にウインブライトより1キロ重い。次走も期待できそうだ。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/02/NakayamaKinen.html