着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | アエロリット | 牝3 | 52 | 1:45.7 | B+ | 2 |
2 | 1 | トーセンビクトリー | 牝5 | 55 | 1:46.1 | B- | 6 |
3 | 4 | クインズミラーグロ | 牝5 | 55 | 1:46.3 | B | 8 |
4 | 8 | クロコスミア | 牝4 | 55 | 1:46.5 | B | 5 |
5 | 13 | エテルナミノル | 牝4 | 55 | 1:46.6 | B+ | 10 |
6 | 12 | アドマイヤリード | 牝4 | 55 | 1:46.6 | A | 1 |
7 | 6 | マキシマムドパリ | 牝5 | 55 | 1:46.8 | B | 3 |
8 | 5 | ハツガツオ | 牝6 | 55 | 1:46.9 | C | 12 |
9 | 7 | ヤマカツグレース | 牝3 | 51 | 1:47.1 | A | 7 |
10 | 10 | パールコード | 牝4 | 55 | 1:47.4 | B+ | 4 |
11 | 9 | ラインハート | 牝6 | 55 | 1:48.1 | - | 13 |
12 | 11 | ノットフォーマル | 牝5 | 55 | 1:48.2 | B- | 11 |
13 | 3 | シャルール | 牝5 | 55 | 1:48.2 | B- | 9 |
総評
A評価2頭、B+評価3頭。勝ったアエロリットはB+評価だが、2着トーセンビクトリーはマイナス評価。この馬はパドックで拾えたのだが、高評価組はほぼ人気以上に走らなかった。
パドック
最も良く見えたのはパールコードだった。この馬は跳びが大きく小回りは疑問ではあったが、パドックではさすがに目立つ。勝ったアエロリットは+18キロで出てきたが、太め感はない。フェアリーS時点で492キロあり、馬体を戻しただけかもしれないが、今回強い勝ち方をしたわけで、成長したと見てよさそうだ。
ポイントクイーンS、パールコードはつまづくシーン見られましたが外を通って可動域十分。アドマイヤリードは若干入れ込みも大丈夫そう。トーセンビクトリーが高い集中力。ヤマカツグレースが弾力性の高い脚元。アエロリットは太め感ありません。面白そうなのはラインハート。伸びやかな動きです。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年7月30日
そろったスタートから1コーナーまでにアエロリットがきっちり前に出た。絡む馬はおらず、快調に飛ばし、向こう正面では7馬身ほど引き離した逃げ。スタート直後の12.を除くと、2F~7Fまで11秒台を連発する逃げを打つ。馬群は離れたところに固まり、外を回す馬には不利な展開。3コーナーでもアエロリットのリードは変わらず。中間の600メートル標識あたりでアエロリットは意識的にペースを落とし、直線でリードは3馬身程度。400メートル標識から再加速して後続を振り切った。
分析
勝ち時計の1:45.7は、2014年キャトルフィーユに並ぶレースレコード。最内の経済コースを通ったとはいえ、自ら展開を作って2馬身半差で勝ったのだから価値は高い。ラップは秀逸で、12.2 - 11.2 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.1 - 11.5 - 11.9。コーナーでもそこまで減速しておらず、後続になし崩し的に後続に脚を使わせての再加速は見事だった。2着のトーセンビクトリーは直線斜行したがきれいに伸びてきた。鞍上は福永騎手であり、ここで斜行しなければ包まれて終わりになるリスクは高かった。ぶつけられたシャルールは気の毒だったが、四位騎手は直線脚が残っていなかったと潔いコメントを出した。2,3着は展開のはまった差し馬。3番手追走から4着に踏みとどまったクロコスミアは、能力の高さを示す結果になった。
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https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/07/QueenStakes.html