G1:秋華賞 追い切り評価~2025年10月19日開催

2025年10月17日金曜日

本記事は、2025年10月19日に京都競馬場芝2000mで開催される3歳牝馬齢 G1競走「秋華賞」の追い切り評価です。

A評価

ブラウンラチェットは1週前から後脚の伸びやかさが目立っていましたが、今週は後脚の着地ポイントが深くなり、より長く地面をつかめるようになっています。好状態でレースに向かえそうです。

B+評価

カムニャックは1週前、前に2頭を並べて折り合い重視で進め、併入もやや遅れました。気配は抜群で、テンションを上げすぎないための調整で、予定どおりの内容でしょう。今週は坂路単走。相変わらず気配はものすごく、それでも抑えは効いているようです。前脚を内側に蹴る傾向はありますが、基本的に後駆の推進力を生かす走法で、後脚の蹴りの鋭さも感じられます。テンションが上りすぎると心配ですが、うまく調整してきたように見えます。当日入れ込みすぎなければ。

その他注目馬

セナスタイルは左前肢の使い方が上手で、左手前になると前からの推進力が増します。前膝がそれほど上がらない走りで、直線に坂のない京都コースは合いそう。今週のCWでは終いの手ごたえ見劣りましたが、集中して併入できており、問題ない仕上がりでしょう。ダノンフェアレディは1週前終い甘く遅れましたが、今週はコーナー前から抑えきれない手ごたえで直線は一人旅。折り合いを欠いたことは不安材料ですが、好馬体で見栄えのする馬です。マピュースは四肢の可動域はそれほどないものの、脚元の回転力が高く機敏に動けています。半腱半膜様筋も浮き出ていて仕上がりは良さそう。デビュー以来マイルしか使っておらず、初の2000メートル。走りは確かにマイラーっぽいですが、淀で流れが合えば2000はこなせそうです。レーゼドラマは1週前に3頭併せで1馬身遅れましたが、今週の坂路はまずまずの内容。前半から活気十分で、動きにも柔軟性と力感が備わっていました。ただ、坂の中盤にこの馬と相手の鞍上同士が何か話して笑い合うようなシーンがあり、その後促したのですが終い伸びずアタマ差程度遅れ。GI週の追い切りにもかかわらず真剣さが全く感じられず、このような人たちに追い切りを任せた調教師にも問題があるでしょう。馬は良く見えるのですが。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ダノンフェアレディ牝355.0坂井 瑠星BB-
12ルージュソリテール牝355.0北村 友一B-B
23ジョスラン牝355.0岩田 望来C-
24レーゼドラマ牝355.0藤岡 佑介BC
35ブラウンラチェット牝355.0池添 謙一AB+
36ケリフレッドアスク牝355.0西塚 洸二B-B
47クリノメイ牝355.0酒井 学C-
48テレサ牝355.0松山 弘平C-
59マピュース牝355.0横山 武史BB
510エリカエクスプレス牝355.0武 豊C-
611エンブロイダリー牝355.0C.ルメールBB-
612ヴーレヴー牝355.0菱田 裕二B-B-
713セナスタイル牝355.0岩田 康誠BB
714ビップデイジー牝355.0西村 淳也BB
715インヴォーグ牝355.0団野 大成B-B
816ランフォーヴァウ牝355.0小崎 綾也B-B
817カムニャック牝355.0川田 将雅B+B
818パラディレーヌ牝355.0丹内 祐次B-B

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