G1:安田記念 追い切り評価~2023年6月4日開催

2023年6月2日金曜日

本記事は、2023年6月4日に東京競馬場芝1600mで開催される3歳上定量 G1競走「安田記念」の追い切り評価です。

A評価

ソングラインは2週連続でW3頭併せの中から抜け出す好内容。動きはやわらかで申し分のない仕上がりです。レース間隔は詰まっていますが状態は前走以上でしょう。ナランフレグは1週前ピッチな走りで、動きは良くても距離がどうかなという印象でしたが、今週は一変。発汗は見られましたがストライドが広くなり、背中の安定した走りで長くいい脚を見せてくれました。

B+評価

ソウルラッシュは1週前に3頭併せの内からアタマ差先着する内容で、終いの脚の鋭さは目を引きました。今週は坂路で併せ馬。前後の連動性の高い動きで、きれいな推進力を得られています。シャンパンカラーは1週前にほぼキャンターで調整。今週は馬なりに楽に抜け出してゴールしました。負荷はかかっていませんが、レース間隔も詰まっていてこの程度で十分でしょう。動きのやわらかさは高評価できます。

その他注目馬

単勝が売れるので1番人気になりそうなソダシは、1週前はCWで抑えめな内容。ほぼ併入しましたが若干遅れました。今週は坂路単走。何度か手前を替えていて、前走の疲れはそれなりに残っていそうです。動きに大きな問題はありませんが、調教では中位評価です。そのほか数頭取り上げます。セリフォスは2週連続でCWの併せ馬。コーナーではかなりうるさく制御するのに大変そうでしたが、直線の力強さは圧倒的です。今週の方がうるささはまだましで、どんなテンションで出てくるのか興味深いです。能力はナンバーワンに見えますが、気性面の不安があり、評価はBにとどめています。ナミュールは今週の坂路単走のみの映像でした。体は小さいですが弾むような動きをできていて状態は良さそうです。メイケイエールは今週の調教映像がありません。1週前は四肢の可動域が広い一方、前後のバランスがいまいちで前駆が浮くシーンもありました。ウインカーネリアンは1週前がやわらかでいい動き。今週はやや硬さが出た印象ですが1週前が良くこの程度で大丈夫かもしれません。ジャックドールは1週前は内から数馬身前に置いた相手を一気に抜き去るすばらしい動き。しかし今週はコーナー途中で前に出てしまい、直線は流してゴール。予定どおりの動きには見えず、発汗も目立ちます。1週前で仕上がってしまい、デキ落ちしたような動きになってしまっていて、調教からは強調しづらいです。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ナランフレグ牡758.0丸田 恭介AB
12メイケイエール牝556.0池添 謙一-B-
23ジャックドール牡558.0武 豊B-A
24セリフォス牡458.0D.レーンBB
35ソダシ牝556.0川田 将雅BB
36ダノンスコーピオン牡458.0M.デムーロB-B-
47ガイアフォース牡458.0西村 淳也CB
48ドルチェモア牡354.0坂井 瑠星CB
59シャンパンカラー牡354.0内田 博幸B+D
510ソウルラッシュ牡558.0松山 弘平B+B+
611イルーシヴパンサー牡558.0岩田 望来BB
612ナミュール牝456.0横山 武史B-
713レッドモンレーヴ牡458.0横山 和生B-
714シュネルマイスター牡558.0C.ルメールBB
715マテンロウオリオン牡458.0横山 典弘BB-
816カフェファラオ牡658.0浜中 俊B-B-
817ウインカーネリアン牡658.0三浦 皇成B-B+
818ソングライン牝556.0戸崎 圭太AA

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