本記事は、2022年8月21日に小倉競馬場芝1200mで開催される「テレビ西日本賞北九州記念」(北九州記念)の追い切り評価です。
A評価
ほぼすべての馬が大雨の不良馬場で追い切っていたため、マイナス評価が多くなってしまいました。A評価は悩みましたがおまけで
ファストフォースにします。いつも良く見せてくれる馬で、最近不調でも追い切りは良く見えていたため、上がり目という点では強調できませんが雨の中でもなめらかな動きを見せてくれています。
B+評価
人気が予想される
アネゴハダは関節が少し硬いのですが、そのぶん着地と蹴りは前走時より安定してきました。活気も適度でスピード感もあり、仕上がりは前回以上でしょう。ただ、手前の替え方はまだ下手です。なお、この馬が走ったときは不良馬場ではあるものの、雨は降っていませんでした。
ナムラクレアは終い脚色鈍ったのですが活気は保ち、ぬかるんだ脚元でもバランス良く駆けられていた点を評価します。
その他注目馬
前走のCBC賞で今村騎手が重賞初騎乗初勝利を決めた
テイエムスパーダは、今回51キロと3キロハンデが増え、国分恭介騎手に手が戻ります。今村騎手がインタビューで言及していたため、この馬にふだんから調教をつけているのは国分恭介騎手であることは間違いないでしょう。今村騎手には華がありますが、常に担当の厩務員さんと情報交換して、一緒に面倒を見ている騎手が乗ることにロマンを感じます。映像はありませんでしたが、がんばってほしいです。同2着の
タイセイビジョンはハンデ据え置きで騎手もそのまま。前走時は良く見えたのですが、今回はいまいちです。頭が高く、それに引っ張られて前駆の重心が高くなってしまうため、ふわっとしてしまう完歩が目立ちました。リラックスした動きではありますが、状態は前走の8割くらいかもしれません。なお、この馬も追い切り時に雨は降っていませんでした。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1 | 1 | ボンボヤージ | 牝5 | 51.0 | 川須 | B |
1 | 2 | アネゴハダ | 牝3 | 49.0 | 酒井 | B+ |
2 | 3 | タイセイビジョン | 牡5 | 57.0 | 川田 | B- |
2 | 4 | テイエムスパーダ | 牝3 | 51.0 | 国分恭 | - |
3 | 5 | レジェーロ | 牝5 | 54.0 | 西村淳 | D |
3 | 6 | ザイツィンガー | 牡6 | 53.0 | 今村 | B- |
4 | 7 | シンシティ | 牝5 | 53.0 | 富田 | B- |
4 | 8 | ビオグラフィー | 牝5 | 54.0 | 北村友 | B- |
5 | 9 | モントライゼ | 牡4 | 55.0 | 幸 | B- |
5 | 10 | カレンロマチェンコ | 牡4 | 54.0 | 松若 | - |
6 | 11 | チェアリングソング | 牡5 | 54.0 | 団野 | - |
6 | 12 | メイショウチタン | 牡5 | 54.0 | 和田竜 | C |
7 | 13 | ファストフォース | 牡6 | 56.0 | 松山 | A |
7 | 14 | ディヴィナシオン | 牡5 | 54.0 | 横山典 | C |
7 | 15 | フレッチア | 牡7 | 54.0 | ホー | C |
8 | 16 | ナムラクレア | 牝3 | 53.0 | 浜中 | B+ |
8 | 17 | ジャンダルム | 牡7 | 58.0 | 荻野極 | B |
8 | 18 | キャプテンドレイク | 牡5 | 55.0 | 藤岡康 | - |