G1：NHKマイルC 追い切り評価～2021年05月09日開催

本記事は、2021年05月09日に東京競馬場芝1600mで開催される「NHKマイルカップ」（G1）の追い切り評価です。出走馬は18頭。レースは3歳牡牝定量戦です。

A評価

1週前と評価ががらりと変わりました。最も良く見えたのはタイムトゥヘヴン。気合い乗り十分で頭を低く保って最後まで一定のリズムで駆けられました。この馬は1週前B+評価で、唯一の2週連続プラス評価です。

B+評価

B+評価は2頭。アナザーリリックは美浦Wのラチ一杯を相手の後ろで折り合い、直線で一気に突き放した好内容。毛ヅヤも良く上昇しています。ソングラインは途中行きたがるシーンがあり気性はまだ幼いのかもしれませんが、終いの伸びは目を引きました。体もすかっと見せています。

その他注目馬

良く見える馬は多かったのですが、人気になりそうな馬たちがいまいちぱっとしません。1週前の動きが強烈だったグレナディアガーズですが、今週は坂路で併せ馬。右後肢がまずまず安定していることを除けば、前脚も後脚もまっすぐ後ろに蹴れていません。ジョッキー騎乗で鞍上は強く手綱を握って手を動かさなかったとはいえ、併入も若干遅れ。不安の残る本追い切りになりました。バスラットレオンは軽い内容のため評価不能のDとしました。1週前良かったのでこれで十分かもしれませんが、それにしても内容が軽すぎるように感じます。ルークズネストはマイナス評価するほどではありませんが、推進力がかなり上に逃げます。シュネルマイスターは2週連続B評価。どちらもB評価組の中では上位で、問題ない仕上がりでしょう。1週前A評価のランドオブリバティは、悪くないのですが3頭併せで外に半馬身程度遅れたことは気になります。B評価組の中で気になったのはピクシーナイト。坂路の併せ馬で左右にぶれるシーンはありましたが中盤からはしっかり。大きく体を使った動きでしっかり伸びて相手を突き放しました。なお、リッケンバッカーのD評価も軽い内容のためで、悪いという意味ではありません。

全頭評価

枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	評価	1週前
1	1	レイモンドバローズ	牡3	57.0	浜中 俊	B	C
1	2	アナザーリリック	牝3	55.0	津村 明秀	B+	B
2	3	ルークズネスト	牡3	57.0	幸 英明	B	B+
2	4	バスラットレオン	牡3	57.0	藤岡 佑介	D	B+
3	5	リッケンバッカー	牡3	57.0	横山 武史	D	映像なし
3	6	シティレインボー	牡3	57.0	三浦 皇成	B-	B-
4	7	タイムトゥヘヴン	牡3	57.0	Ｍ．デムーロ	A	B+
4	8	グレナディアガーズ	牡3	57.0	川田 将雅	B-	A+
5	9	ゴールドチャリス	牝3	55.0	田中 勝春	B-	B-
5	10	ソングライン	牝3	55.0	池添 謙一	B+	映像なし
6	11	ヴェイルネビュラ	牡3	57.0	戸崎 圭太	B	B
6	12	ランドオブリバティ	牡3	57.0	石橋 脩	B	A
7	13	ホウオウアマゾン	牡3	57.0	武 豊	B	B-
7	14	ショックアクション	牡3	57.0	田辺 裕信	B	B
7	15	シュネルマイスター	牡3	57.0	Ｃ．ルメール	B	B
8	16	ロードマックス	牡3	57.0	岩田 望来	B-	B
8	17	グレイイングリーン	牡3	57.0	武藤 雅	B	映像なし
8	18	ピクシーナイト	牡3	57.0	福永 祐一	B	映像なし