弥生賞 2021 レース回顧

2021年3月10日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
14タイトルホルダー牡356.02:02.0B4
210シュネルマイスター牡356.02:02.2B2
32ダノンザキッド牡356.02:02.3A1
48ソーヴァリアント牡356.02:02.5B8
53テンバガー牡356.02:02.5B6
67タイムトゥヘヴン牡356.02:02.6A5
76ワンデイモア牡356.02:02.9B+3
81ゴールデンシロップ牡356.02:03.6B+7
95ホウオウサンデー牡356.02:03.8B9
109タイセイドリーマー牡356.02:04.1B10


総評


A評価2頭、B+評価2頭。 マイナス評価の居ないメンバーで、出走した10頭中4頭をプラス評価。しかし、馬券に絡んだのは抜けた1番人気ダノンザキッドのみで、しかも3着だった。
 

パドック


パドックではいまいち良く見える馬が居なかった。純粋に良いと感じたのはゴールデンシロップだけだったが、あえなく沈没。勝ったタイトルホルダーは動きが小さく見え、2着シュネルマイスターは太く見えた。シュネルマイスターについては手塚師もレース後に太目残りであったとコメントしていた。

ポイント


タイトルホルダーが楽に逃げ、シュネルマイスターが2番手。ダノンザキッドは好スタートを切ったが控えて中団から。ペースは上がらず4F目に13.0を記録するなど、前半1000メートルは1:02.6のスローペース。それでもだれも動かず、タイトルホルダーは楽な逃げ。7F目までラップは12秒台を継続した。タイトルホルダーはコーナーワークで直線、後続に1馬身半のリード。外に3頭が広がり、内からシュネルマイスター、タイムトゥヘヴン、ダノンザキッド。タイムトゥヘヴンは残り100メートルで失速し、ダノンザキッドは伸びたが前は止まらない。結局タイトルホルダーがまんまと逃げ切った。
 

分析


勝ち時計の2:02.0は、平凡。向こう正面でペースは上がらず、実質的に上がり3Fだけの競馬で、タイトルホルダーはその3Fを11.6-11.0-11.9のラップでまとめた。1番人気ダノンザキッドの終いのパワフルな脚は際立っていたが、残り200メートル地点でようやく左手前を決めて、そこからエンジンがかかるのに時間がかかった。前走のホープフルSは右手前のまま押し切っており、手前変換のタイミングとその後の加速は本番となる皐月賞への課題になりそうだ。ただ、強い馬はどんな展開でも勝ってしまうもので、負けたことは確か。この馬の前走勝ち時計は2.02.8。今回の走破時計は2:02.3であり、スローペースだったとしても0.5秒しか詰めていないことは気がかりだ。今回の結果で、本番でも絶対的な存在とは言えなくなった。勝ったタイトルホルダーは横山武騎手の好騎乗。ただ、本番ではこのペースを許してくれないだろう。2着シュネルマイスターは本番で馬体が絞れてくれば、よりパフォーマンスを高めてくる可能性がある。ただ、陣営はNHKマイルCへ向かうことも検討しているようで、皐月賞に出てくるかどうかはわからない。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2021/03/Yayoi-Sho.html

           

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