アンタレスS 2019 レース回顧

2019年4月16日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
19アナザートゥルースセ556.01:50.8A6
24グリム牡457.01:50.9A2
33ロンドンタウン牡656.01:50.9C3
410ウェスタールンドセ756.01:51.3B+1
55ナムラアラシ牡656.01:51.7B-7
616クロスケ牡456.01:51.8B-10
71ピオネロ牡856.01:51.8B9
814ヒラボクラターシュ牡457.01:52.0B4
915メイショウスミトモ牡857.01:52.0B-14
1011マイネルオフィール牡756.01:52.1B-12
118リーゼントロック牡856.01:52.4B8
122テーオーエナジー牡458.01:53.0B5
137オルナ牡756.01:53.8-11
1412トラキチシャチョウ牡856.01:53.8C-16
156コパノチャーリー牡756.01:54.4B-13
1613ドライヴナイト牡656.01:55.9-15


総評
A評価2頭、B+評価1頭。A評価のワンツーまでは良かったが、ウェスタールンドは4着に敗れた。ただ、3着ロンドンタウンは3番人気で、まずまず参考になったかもしれない。
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パドック
平均以上の馬が多い印象のパドックだった。一方、抜けて良く見える馬は居なかった。馬体だけならグリムなのだが、若干うるさい。アナザートゥルースもテンション高め。それでも良くは見え、追い切りでの印象を下げるところまでの減点ではなかった。3着ロンドンタウンも好調時に比べると少し動きは重いかなという印象ではあったが、まずまずの1頭だった。
ポイント
ばらけたスタートからテーオーエナジーが最内を主張。ドライヴナイトは1コーナーで若干ロスはあったがまずまずのスタートダッシュでカーブで後続を大きく引き離す。グリムは中団の馬群の中。その半馬身後ろにアナザートゥルースがピタリと張り付く。1番人気ウェスタールンドは不可解な動き。1コーナーは最後方で入り、目の前にナムラアラシ。向こう正面でナムラアラシが外に出し、内から交わせるにもかかわらず外に持ち出すとそのまま並んで仲良く走る。そのまま向こう正面でも外を回し、3コーナーで大外から進出した。そのころには各馬ペースを上げており、ドライヴナイトは飲み込まれる展開。グリムは内から動き、アナザートゥルースはここでも外をまくった。一方、ウェスタールンドはこの勝負どころで猛然とペースアップせず、少しでも内を回そうとしたのか控えた。直線。内からテーオーエナジー、グリム、リーゼントロックが並び、アナザートゥルースはそれらのさらに外から。早々と先頭に躍り出たグリムをアナザートゥルースが交わし、そのまま押し切った。
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分析
勝ち時計の1:50.8は、稍重馬場を考えればいまいち。良馬場で49秒台後半決着の多いレースで、過去10年で今回より遅かったのは2014年ナムラビクターの1:51.5(良馬場)のみ。前半1000メートルが1分ちょうどと流れた割に全体のタイムは出なかった。1~3着は中団前目でレースを運び、4コーナーから進出できた馬。勝ったアナザートゥルースはグリムを相手に絞って勝ちに行った騎乗で、道中は外を回したがそのおかげで楽に動けたところはあったかもしれない。時計が出ていれば厳しい展開で、今回は作戦が当たった。ともあれ、騎乗には一貫性があり、大野騎手はしてやったりだろう。グリムは57キロのハンデもあり、負けて強しの内容。1番人気で4着に敗れたウェスタールンドは、チグハグな競馬になった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/04/AntaresStakes.html

           

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