着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | リアルスティール | 牡5 | 57 | 1:45.6 | B- | 3 |
2 | 12 | サトノアラジン | 牡6 | 58 | 1:45.6 | B+ | 5 |
3 | 7 | グレーターロンドン | 牡5 | 56 | 1:45.8 | B | 4 |
4 | 3 | ダイワキャグニー | 牡3 | 54 | 1:45.8 | B | 7 |
5 | 9 | ヤングマンパワー | 牡5 | 56 | 1:45.9 | B- | 8 |
6 | 2 | マカヒキ | 牡4 | 57 | 1:45.9 | B | 2 |
7 | 10 | ワンアンドオンリー | 牡6 | 57 | 1:46.0 | B+ | 10 |
8 | 1 | ソウルスターリング | 牝3 | 53 | 1:46.1 | B | 1 |
9 | 5 | ヒストリカル | 牡8 | 56 | 1:46.1 | B- | 11 |
10 | 11 | ウインブライト | 牡3 | 55 | 1:46.2 | B+ | 9 |
11 | 4 | アストラエンブレム | 牡4 | 56 | 1:46.5 | B | 6 |
12 | 6 | マッチレスヒーロー | 牡6 | 56 | 1:47.7 | C | 12 |
総評
A評価なし、B+評価3頭。有力どころは仕上がり途上という印象だった。高評価の中ではサトノアラジンだけが2着に来たのだが、リアルスティールはB-評価。この馬は1週前に猛時計を出してしまい、本追い切りはセーブしたと一部に報じられていたのだが、パドックでもそこまで良く見えなかった。
パドック
ワンアンドオンリーが良く見えてしまった。追い切りでも良く見えた上に、パドックでも最も良く見えた。7着とはいえ着差は2馬身で、決してどうしようもないレースをしたわけではないのだが、復活はあるのだろうか(同馬はレース前の輪乗り時点でかなり発汗していた。いつ入れ込んだのだろう……)。心配なのはマカヒキ。馬体が小さく見え、好調時の堂々とした姿にはほど遠い印象だった。
ポイント毎日王冠、人気は全くないですが、ワンアンドオンリーが外を通って可動域十分。活気もあります。サトノアラジンが静かな好気配。ソウルスターリングは発汗見られますがひどくはなく、やわらかに歩けています。パドックで良く見えるのはこれら3頭です。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年10月8日
アストラエンブレムが出遅れ。差す競馬を試すとは言っていたが出遅れは想定外だろう。そのまま最後方追走で見せ場なくレースを終えてしまった。先頭に立ったのはソウルスターリング。府中の1800メートルは向こう正面に入るところで内が狭くなるのだが、そこでポジションを譲らずダイワキャグニーを従え果敢に先手を奪った。3コーナーでリードは4分の3馬身。馬群はある程度縦長で、先行集団と中団が分かれ、そこから離れてヒストリカル、さらに後ろにアストラエンブレムという展開。直線。ソウルスターリングにダイワキャグニーが並びかけ、外からヤングマンパワーがかぶせてくる。残り400メートルでダイワキャグニーが先頭に立つ。しかし外からリアルスティールとサトノアラジンが伸びてくる。両馬の差は変わらず、同じ脚色でリアルスティールがクビ差先着した。3着は内でダイワキャグニーが粘ったように見えたが、外を伸びたグレーターロンドンが差していた。
分析
勝ち時計の1:45.6は、まずまず。ただ、勝ったリアルスティールより、58キロを背負って上がり最速で2着に来たサトノアラジンの能力を上位に見たい。気になるのは直線で追われてからずっと舌を出していたことで、これが改善されるとより高いパフォーマンスを出せる可能性もある。心配なのはソウルスターリング。2コーナーでポジションを守ったのはさすがだが、道中ダイワキャグニーからプレッシャーをかけられ続け、直線でもラチ側で追い比べるというストレスのかかる展開になってしまった。精神的にはかなり厳しかったはずで、このレースの影響は今後に響きそうだ。藤沢師がどう立て直してくるのかにも注目したい。
評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/10/MainichiOkan.html