京都記念の反省と全着順-2017年2月12日のレース

2017年2月16日木曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
16サトノクラウン牡5582:14.1B3
24スマートレイアー牝7542:14.3C5
33マカヒキ牡4572:14.3B+1
49ミッキーロケット牡4562:14.4B2
58アングライフェン牡5562:14.4-8
610ガリバルディ牡6562:15.0A6
72ヤマカツライデン牡5562:15.2B4
85ウインインスパイア牡6562:15.7B10
91アクションスター牡7562:15.7B-7
107ショウナンバッハ牡6562:15.8C9


総評
追い切りA評価1頭、B+評価1頭。すでに能力の重み付けは出来上がっており、状態と能力の見極めが問われることになったのだが、A評価は近走マイルばかり使っているガリバルディ。B+評価のマカヒキも、ダービーの追い切りと比べるともの足りなさがあり、悩ましいレースになった。








パドック
期待していたガリバルディはかなりうるさい上に発汗も見られ、長距離では大きく割引。マカヒキは太くはないのだがゆるい。トモだけならまだしも、肩もプニョプニョしている。ミッキーロケットは口をモゴモゴさせて集中できていない印象。サトノクラウンはお腹周りをまだ絞れそう。馬体だけならスマートレイヤーが引き締まっているのだが、物見をするシーンが見られた。

ポイント
ミッキーロケットが1馬身半ほどの出遅れ。想定どおり、ヤマカツライデンの逃げ。後続を離して逃げていく。2コーナーでは2番手のガリバルディに7~8馬身差をつける大逃げになった。なお、ガリバルディは1コーナーで内のサトノクラウンも上がっていったため、外を回らざるをえなかった。マイルに慣れていてこのコースロスは痛い。ガリバルディは向こう正面で加速し、3コーナーではヤマカツライデンの1馬身半差まで迫る。この次点で後続との差は5馬身以上開いた。しかしカーブで差は詰まり、直線は前の2頭が内、後続勢は外のコースを選ぶ。内の2頭は一杯になり、外を選んだ5頭が全く同じ脚色で伸びて、スタートした位置取りの差がそのまま着順になった。





分析
勝ち時計の2:14.1は、稍重馬場を考えると悪くないのだが、逃げ馬がきちんと逃げた展開にすればもの足りなさも残る。勝ったサトノクラウンは前年重馬場で2:17.7。馬場差が大きくタイム差はそれほど当てにならないが、斤量は2キロ増えており、香港GI勝ちで一皮むけたのかもしれない。気になるのはマカヒキ。今回は馬体がかなりゆるく、参考外でいいのかもしれないが、勝負根性が見られなかった。少し心配だ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/KyotoKinen.html

   

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